バラの農薬選び④
皆さんおはようございます
毎日寒いですね
バラの花はほぼ終わり
これからは冬剪定、用土替えなど
やること盛り沢山
とりあえず
家の大掃除を終わらせてから
バラのお手入れをしようかなと
思っております
さて今日で農薬のお話4回目
予防薬のお話は今日で最後です
今日紹介するのは
サンヨール
こちらは銅イオン系の予防剤
黒星病、うどん粉病の予防薬で
高い展着性と浸透性があります
ですから展着剤は基本的に不要です
さらにこの薬
殺虫効果もあるんです
ハダニ、ハジラミ、ナメクジ
チュウレンジハバチ、アブラムシ
などに効果があります
しかも界面活性効果で
虫の気門などを塞ぐ作用により
窒息死させるため
薬剤の抵抗が付きにくいのです
簡単に言うと
虫さんの呼吸をするための穴を
洗剤の様なもので塞いでしまうため
虫さんが息ができなくなり死んでしまう
ということです
芋虫、毛虫に対する効果は
記載されていないことから
わかりませんが
ひょっとしたら
効果があるかもしれませんね
こんな優れた農薬ですが
この農薬も高音は苦手
薬害発生リスクがあるため
夏場は控えた方が良い様です
そんなわけで
予防薬としては
春、秋はダコニールとサンヨール
夏はジマンダイセンとオーソサイド
雨が続く雨季で暑くなければ
ジマンダイセンとダコニール
当たりの組み合わせが
良さそうですね
季節外れの農薬の話でしたが
お付き合い頂き
ありがとうございました
次回からは治療剤の話をしたいと思います
更新はゆっくりなので
期待せず待っててくださいね