4月19日に、鈴鹿セブンマウンテンのひとつ鎌ケ岳(1161m)に登ってきました。
鎌ケ岳は、三重県と滋賀県の県境にあり、鈴鹿の槍ヶ岳やマッターホルンと呼ばれるほど頂上付近が尖った山の形をしています。
今回は、絶滅危惧種のイワザクラて求めて長石谷コース~馬の背尾根コースで山頂に向かい、帰りは長石尾根コースで周回しました。
谷川を縫うように何度も渡渉を繰り返しましたが、全くヒルを見かけませんでした^-^
8:00 割谷駐車場に到着。平日なのにほぼ満車でギリギリ停めることができました。
この駐車場にはトイレはありませんが、直前に公衆トイレがあります。
駐車場から登山口までは歩いて4分
いきなり渡渉ではじまり、急登、岩登りしながら分岐に向かいます
花崗岩の白い岩の川はとても綺麗な水です
長石谷と長石尾根コースの分岐を長石谷コースへ向かいます
このコースは谷川を縫うように何度も渡渉を繰り返し、迷いやすいところや危険な岩場があります。
GPS付の地図を見ながら慎重に歩いていきます。
何度も渡渉を繰り返すうちにルートを見失いがちですが、よく探してみるとテープやケルンが道標になっています
ここは岩を削って作られたらしいトラバース道。 この先の崩れやすい崖をよじ登ります。
バリエーションがあってなかなか楽しいです^ー^
滝の近くの崖を見上げるとイワザクラが咲いていました。
崖によじ登らないと撮影できない花もあり、近くで見るのも一苦労です。
10:17 出発から2時間弱で犬星大滝に到着。この滝から谷を離れて馬の背尾根に向かいます。
特に分岐の看板がないのですが、犬星大滝の看板を左に向かう道(明瞭です)を登っていきます
急登を登り切って稜線に出たら馬の背尾根コースです。 ここを右へ進むと鎌ヶ岳です。
尾根道にはアカヤシオが綺麗に咲いていました。
11:00 約2時間半で白ハゲと呼ばれる、雪のように白いザレた尾根道に。
急登やロープ場で岩場を登りきると、巨石群に出ます。
眺望がすばらしいのでここでお昼休憩にします。
巨石群の向こうに見えるのは雲母峰。
土手煮丼とゆで卵のお弁当
眺望を楽しみながら岩の上で食べました^ー^
食べたらすぐに出発します
ザレ場をロープを使って登ります
イワウチワの群生が綺麗
あの岩場の間を登りきると山頂です。
12:56 約3時間半で鎌ヶ岳山頂に到着!
眺望を楽しみながら珈琲タイム
帰りは長石尾根コースで弥一ヶ岳を経由して下山します
急なザレ場をロープで降りていきます
年配の方も同じルートを通っていらっしゃるのを見ると、すごいなあと感心しました。
わたしもその年齢まで体力を維持したいです。
ザレザレで、砂ホコリが舞い上がります(汗)
写真ではわかりにくいですが、まだ咲いていないアカヤシオの群落。満開になればどんなに綺麗でしょう。
ハルリンドウも群生も綺麗でした
山頂から約30分。 アップダウンを繰り返し、岩場を登り切ったら弥一ヶ岳に到着!
ロープ場
人ひとりがやっとすり抜けられる岩の間を通り抜けます。
身体の小さいわたしでもザックがひかかてやっとすり抜けました。
岩場に咲くイワカガミ
16:13 6.2kmを7時間50分で無事下山しました^ー^
花の撮影に時間がかかったので、通常よりもかなり遅いペースですが、とても楽しく歩くことができました^ー^
帰りに、ラーメン処刻であさりラーメンをいただきました。
ほんのりレモンの香りがしてあさりの旨味がいっぱいの塩ラーメンで、もちもち中太麺が美味しかったです^ー^
らーめん処刻 - 近鉄四日市/ラーメン [食べログ] (tabelog.com)
ラーメン屋さんの駐車場から見た鎌ヶ岳と鈴鹿山脈。
鈴鹿山脈の中でも人気の高い鎌ヶ岳。
違う季節、違うルートで登ってみるとまた違った魅力が発見できるので、何度登っても楽しめます。・*☆
今回登ったルートの詳しい情報や眺望のすばらしさ、川のせせらぎや鳥のさえずりの音など
ブログでは表現しきれない映像がお楽しみいただけると思うので、ぜひ動画もご覧ください^ー^
☆ YAMAPの活動データ
鎌ヶ岳のイワザクラ / みわは.さんの入道ヶ岳・鎌ヶ岳・仙ヶ岳の活動データ | YAMAP / ヤマップ