11月17日から1泊2日で、岐阜県の揖斐川町にある鍋倉山で、以前からずっと気になっていた避難小屋泊に挑戦しました^-^

鍋倉山は、揖斐川と粕川の間に位置する山で、山頂が2峰にわかれています。

北峰が標高が高く1049.8mで、南峰には避難小屋があります。

あまり人がいない山で、避難小屋内にトイレがある、という理由だけでここに泊まってみたいと思っていたのですが、とてもいい時間を過ごすことができました^-^

 

 

 

 

まずは揖斐川町の春日にある教如上人ゆかりの湧水を2リットル汲んでから、長者の里キャンプ場に向かいます。

 

 

 

 

 

長者の里キャンプ場の受付で了解を得て、第一駐車場を1泊使わせていただきました。

ここが満車の場合は、少し離れたところに第二駐車場もあります。

この日は受付の近くで集落の歴史の写真展が開催されていたので少し覗かせていただきました。

 

 

 

駐車場横のトイレ。山頂の避難小屋までトイレが無いので、ここでトイレをすませます。

 

 

 

 

トイレ前にある登山ポスト

 

 

 

 

主人の荷物は、16.5kg、わたしのは8.5kg。

水分は、湧き水2リットルと500mlのほうじ茶2本、鍋料理に使う出汁を350ml

サーモポットのお湯を750cc。

寝る時は、シュラフは3シーズン用のもの、防寒靴下とダウンパンツ、カイロで寒さ対策しました。カイロを両手に握っているだけで全身暖かくなるので、カイロだけは登山の時必ず持って行きます。

 

 

 

準備運動を済ませて出発。

長者平ルートの登山口まで15分ほど舗装路を歩きます。

 

 

 

 

看板が見えてきました

 

 

 

 

 

この近道(左側の悪路とある方)を利用します!

ちなみに右の近道は崖崩れで通り抜けできないようです。適当に左の道を選んで正解でした。

東海自然歩道への近道で20分とありますが、実際は40分かかりました(汗)

 

 

 

 

近道より入山!

 

 

 

 

悪路とは書いてありましたが、ほぼ踏み跡が無いです(汗)

目印の赤いリボンを探しながら歩きます。

 

 

 

 

近道ルートに炭焼き窯の跡が3カ所ありました。いつのものかわかりませんが、25年ほど前までは集落で炭焼きをしていたそうです。

 

 

 

 

渡渉があります。 少し深さがあり、主人の手を借りてやっと渡りました。

 

 

 

 

 

沢を渡った後、目印はどこだと探しながら2回目の渡渉。目印のリボンが劣化していたり、

結んであった木の枝が折れていたりで、なかなか手ごわかったです。

 

 

 

 

倒木も多いです。この後ルートが2つに分かれていて、1つは尾根沿い、もう一つは沢沿いでした。

 

 

 

 

沢沿いルートを選択してしばらく歩きます。

この辺りだけ踏み跡がしっかりしていたのですが、獣道なのかもしれません。

この辺りの集落では、昔は村人が亡くなると、喉仏だけ残して後は川に流していたので、川には人の骨がゴロゴロしていたそうです。

 

 

 

 

 

熊のひっかき傷らしきものに遭遇。

鋭い爪跡からして鹿ではないです。熊鈴だけでは心もとないので、念のため持ってきた獣除け線香も着火します。

 

 

 

 

沢の源を過ぎると水が無くなります。

 

 

 

 

 

ここを登りきると東海自然歩道の分岐に出ます。

 

 

 

 

日坂ルートと長者平ルートの分岐を山頂方面へ。40分もかかってしまいました。

迷った時間を考えても正規ルートの方が早いです。

 

 

 

 

 

さすが東海自然歩道は歩きやすいです^-^

 

 

 

 

 

両サイドに紅葉と眺望が楽しめる尾根道をしばらく歩きます。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

鍋倉山の山頂は完全に落葉しています

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

展望台に到着。

 

 

 

 

目の前に見えるのは標高1234mの貝月山。

 

 

 

しばらくつづら折れの石の階段を登っていきます

 

 

 

 

 

 

 

 

鍋倉山頂に到着!

 

 

 

 

 

 

 

三角点にタッチ

 

 

 

 

 

 

 

山頂から10分くらいで避難小屋に到着!12時に出発してちょうど3時間かかりました。

(避難小屋内の様子は動画の方でご覧いただけます)

 

 

 

まずはトイレチェック。男性用のトイレ1つと、和式トイレが2つあります。

ボットントイレ特有の臭いがしますが、蓋がついています。

 

 

 

 

次は照明チェック。

もともとソーラー発電があったそうですが、台風かなにかで破損して使えなくなったそうですが

電灯にS字フックを使えばランタンが掛けられます。

 

 

 

 

 

壁にもランタンが掛けられるフックが2つあったので利用させていただきました。

 

 

 

 

 

 

 

小屋のホワイトボードに水場の案内があったので、探しにいきましたが、30分以上探しても見つからず、、、

 

 

 

小屋の外にあるベンチで珈琲タイムにしました^-^

 

 

 

夕日が綺麗です。・*☆

 

 

 

 

暗くなる前に寝床もセットして、お腹が空いたので食事の準備。

 

 

 

 

鶏だんご鍋にしました^-^

(作っている様子、食べている様子は、動画でご覧いただけます)

 

 

 

食後に星空も楽しめました

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

スマホでの撮影なので少しぼんやりしていますが、実際はとても綺麗な星空でした^-^

夜寝る時、小動物が何かをひっかくような音がしていました。

屋根裏になにか住み着いているかも、、と思いながら眠りにつきました。

 

 

 

 

 

 

 

翌朝も晴天

 

 

 

 

 

朝食を簡単にすませました。本当はホットケーキを作ったのですが大失敗(汗)

 

 

 

 

お世話になった小屋の掃除をしてから下山します

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

再度三角点にタッチ

 

 

 

 

周辺の山の名前がわからないのが残念ですが、紅葉がとても綺麗です

 

 

 

 

 

熊鈴にこたえるように囀るシジュウガラ

 

 

 

 

木の幹をトントンつついてエサを探すコゲラ

 

 

 

 

展望台から見る貝月山は朝の方が色鮮やかです

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

帰りは正規のルートで下山。

 

 

 

 

 

これが長者平ルートの登山口なのですが、木にテープが巻いてあるだけで道標はありません。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

駐車場までは舗装路を歩きます。

登山道ではないので物足りないですが、景色はとてもいい感じです。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

無事下山^-^

帰りに土地のものを食べたいと思い、揖斐川蕎麦をたべに行きました。

 

 

 

 

 

粕川沿いのセルフの蕎麦屋さんです

 

 

 

 

くるみ蕎麦とキノコの天婦羅。 超オススメです!

コシのあるニ八蕎麦に濃厚なクルミのそばつゆがとても美味しかったです。・*☆

塩とスダチで食べるキノコの天婦羅も美味でした^-^

 

そばの駅いびがわ - 揖斐/そば [食べログ] (tabelog.com)

 

 

 

 

 

 

 

初めての避難小屋泊は、テント泊とは違った魅力がたくさんありました^-^

テントよりも暖かくて、広くて、安心感もあり、なんといっても設営と撤収が無い分楽です♪

ブログの写真では伝えきれない音や動きが楽しんでいただけますので、よろしければ動画もご覧くださいm(_ _)m

 

 

☆道の駅池田温泉

 道の駅「池田温泉」|【公式】天然温泉 池田温泉 (ikedaonsen.jp)

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