2018年5月31日のモーニングCROSSは、こんな感じでした!

●ゴルフ場倒産リーマンショック超え

●北朝鮮の非核化「最長15年かかる」

●週半分以上「孤食」が15%

●育休延長狙い、あえて落選か
 大阪市の保育活動現場で、育児休業の延長と育休給付金受給を得るために、あえて落選を狙うケースが表面化しています。

 市の保育課が今年4月からの入所を申し込み、落選した育休中の保護者453人を調査したところ、約36%は区役所との面談で「絶対に入れない保育所はどこか」と尋ねるなど、入所の意思がないことがわかったということです。

 従来、育休は子どもが1才に達する日まで取得可能でしたが、近年の待機児童問題を受け、昨年10月からは最長で2才まで再延長が可能になりました。育休を延長したい親が、わざと入園が困難な保育所に申し込んでいる状況とみられます。

 これって「働きたいのに保育園に入れない」といういわゆる『待機児童問題』に端を発しているんですよね。

 育休制度が改正された背景には、「保育園に入れないなら、休める期間を延ばしましょう」という発想があります。
 そこから、

 「え?なになに、育休期間が延びる?それなら延ばしたい」

 「そのためには保育園に入れないということが必要?なら、入れない保育園に申し込みましょう」

 という状況が生まれたのです。
 

 私自身はこの問題について、以下のような意見を持っています。
★そもそも、全国で保育園の数が絶対的に足りていない。
★保育園に入ることのハードルが高すぎる。専業主婦であっても保育園に子どもを預けられるようにすべき。

(子どもの世話をしながら家事をすることを簡単に見過ぎている)
★育休制度の多様化を

(“育休延長”という制度設計だけではなく、より柔軟な育休制度を)
★社会が『休むこと』をもっと許容すべき。そのためにも男性にも強制的に育休を取らせるような制度を

(そうすればみんなが休みやすくなる)
★働きながら子育てできるという希望をください(お願いです)

 みなさんは、どうですか??
「理想ばっかり言ってもねぇ」と言われたりするんですけど、より良い社会を目指すためには理想を語ることも必要ではないかと思います。いかがでしょう??


【ひとこと言いたい! オピニオンCROSS】

 今週は、“赤ちゃんはママがいいのか?”というテーマでお話しました。

 自民党の萩生田光一幹事長代行が「0歳児から3歳児の赤ちゃんに『パパとママ、どっちが好きか』と聞けば、どう考えたって『ママがいい』に決まっている。」などと発言、父子家庭の当事者らを中心に波紋を広げました。

 根本的な疑問ですが、なぜ赤ちゃんに「パパとママ、どっちが好き?」と聞く必要があるのでしょうか。

 「質問をする」という設定がナンセンスですよね。
 そんな質問をされても、赤ちゃんは答えられるのでしょうか?答えがどうやって分かるのでしょう?


 「パパとママ、どっちが好き?」ではなく、

 「パパもママもおじいちゃんもおばあちゃんも保育士さんもみんな大好き」という環境が良いと思いませんか?
 と問いかけたいです。

 共演者は江上剛さん(作家)、若新雄純さん(政策プロデューサー)。
 それぞれのテーマは以下の通りでした。

★江上剛さん「若者よ、我が町に来たれ!」
★若新雄純さん「大学の危機管理のあるべき姿とは」

 

 

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