$三輪記子のブログ

「そして父になる」観てきました。

私の父は,18歳のときに実の父を亡くし,

養子縁組をしています。

父の養父母,私の祖父母(戸籍上の。一応)はすでに

故人になっていますが,

18歳で養子になった私の父の「父」はどんな人だったのでしょうか。

60歳で初めての子ども(私の父)ができた祖父。

父の生年が昭和17年ですから,

当時の60歳って,今の60歳よりもずっと

年配な感じだったはずです。

もちろん,父が18歳のときに亡くなっていますから,

私は会ったことがないです。

60歳で初めて結婚して子どもができている,

しかも太平洋戦争中に,という希少感からなのか,

ただたんに会ったことがないからなのか,

ただ血がつながっている,その人と,という理由なのか

何なのかは分かりませんが,

血のつながったこの祖父の存在は

とてもとても「気になる」存在です。

私にも,この祖父に似たところがあるのでしょうか?

いろんなことを考えます。ずっと。

で,「血」について考えているわりには,

なかなか親にも顔を見せず,冷たい娘だったりします。

アラフォーにもなって仕事にかまけて

親になかなか電話すらしないという不孝者だとも思います。

でも,愛情とかがないわけではない(と思う。)

そんなことをずっと考えながら観た映画でした。

「そして父になる」

ドキュメンタリーを見ているような感覚になる映画でした。

是枝監督の「幻の光」も大好きです。

リリーさんも怖くなかったし(CF:「凶悪」)。

まだご覧になっていない方は是非,映画館に行きましょう!!



キャスト(ABC朝日放送毎週月曜日から金曜日16:58~)

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