こんにちは!
三輪記子(みわふさこ),弁護士です。
高校生のときに出会って以来,多分,今までで一番買った本です↓
坂口安吾の「堕落論」(角川文庫)。
出会いのきっかけは,大学受験のために通っていた国語専門の塾の授業でした。
現代文の読解問題の素材が「日本文化私観」だったんです。
タイトルの「堕落論」が発表されたのは昭和21年4月。戦後ですね。
「日本文化私観」が発表されたのは昭和17年3月。
このとき,日本は戦争中で,憲法も現在の日本国憲法ではなく,大日本帝国憲法の時代。
しかし,安吾はブレない。
徹底したブレなさ加減がかっこいいんです,ほんとに。
「美」の観念も時代や流行によって変わるものだと思いますが,
どこかに「ブレがないこと」「軸を持つこと」が,かっこいいなー
と,「凜とした美しさ」っていう感じでしょうか??
などなど思っております。
まだお読みになってない方は是非!
きっと,目から鱗が落ちて,きれいになれる!・・・(ハズ)
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