和泉式部日記です。
今読みたい(というか読みかえしたい)本です。
高校生のときに,大学受験のための国語の塾で,古文の勉強のための課題が
「和泉式部日記」でした。
同じ塾に通っていた友人がとってもよくできる人で(その友人も東大に入りました),
「やばい。ほんとーにやばい。全然古文わからん。がんばらなあかん。」と思って
必死に古語辞典を片手に和泉式部日記の現代語訳をしていたのはもう18年くらい前かな・・・
基本的には和泉式部の恋心を綴ってある(和歌のやりとりとか)のですが,
平安時代って,当然,携帯電話なんか無いわけですよね。
(ちなみに私が「和泉式部日記」を読んでたころは,高校生はポケベル持ってるくらいで,
今みたいに携帯は持ってなかった-)
それで,和歌のやりとりするわけですけど。
私みたいに直接的な人間にはなかなか分からない表現がしてあるんですよ。
で,「わからんわー,こんなん・・・」っていうのがまた想像力をかき立てられるというか,
携帯もない,メールもない,ネットも無い状況で,和歌のやりとりにもすごく時間がかかっていて,
そんな中で育む恋・・・っていうのが,
というか,そんな中でも人は恋をしたり,ヤキモチ焼いたり,会いたくなったり,悲しくなったり,
女性ってどんな時代でも恋なくしては生きられないし,恋が原動力なんですよね,きっと。
いろーんな恋愛小説があると思うのですが,たまには古典はいかがでしょうか??
ということで,今回は高校生のときに読んだきりで,しばらくごぶさたしている「和泉式部日記」を思い出し
てみたの
でした。
大きな書店なら,きっとどこにでもあると思うので,ご興味のある方は是非!
っていうか,私が読みたいし!
女性ホルモン倍増すること間違いなし☆
祇園祭のさなかの京都から,三輪記子(ミワフサコ,京都弁護士会所属弁護士)でした。