司法試験の受験生のとき,
テレビも処分し,雑誌も買わず,本も読まない(法律書以外の本,という意味で)
という日々が続いていました。
(今考えると,そこまでしなくても・・・と少し思いますが。
極端なとこあるんですよねー)
しかしながら,受験生のときに読んで一番面白かったのは
この本です!!
「生物と無生物のあいだ」(福岡伸一著 講談社現代新書)
完全なる文系人間の私は,
理科系の科目が苦手です。
しかし,この本は,理科系が苦手な人でも読めると思います。
科学的な見地については門外漢の私ですが,
科学者史(裏の)は十分楽しめるし,
未知の世界に触れるワクワク感があって,
受験生時代に,一気に読み上げました。
(ちなみに,この本を「ふさちゃん,めっちゃ面白いで」って
すすめてくれたのは,ナノケアをプレゼントしてくれた
ロースクールの同期です。)
本書には,著者の「生命とは何か」という問いをめぐる冒険がつまっていて,
一緒に冒険をしている気分になれます。
そして,私のこのブログのタイトル,
「内部の内部は外部である」は,本書の第11章(全体は15章から成っています)の
タイトルでもあります。
この,「内部の内部は外部である」は
膵臓の細胞が「大量のタンパク質を作り出し,それを細胞外に送り出す」
仕組みの発見について書かれたものです。
この細胞の存在のありかた,内部と外部の交通のしかたについて,
これは人の精神のありかたや人どうしの交通のありかたについても
いえるのではないかしらん・・・と思って興奮したのでした。
(分かりにくかったらごめんなさい。でも,とにっかく面白かったんです☆)
というわけで,以後,本屋さんで「福岡伸一」という文字を見ると
「買うぜ!」ってなるのでしたー!!
じゃ,仕事に戻るっっす☆
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