第三章 | ライライ来夢

ライライ来夢

ブラックのミニチュアシュナウザー ♂
来夢との生活を綴ってます!

第三章も長くなりますが読んでくれる方はお付き合い宜しくお願いします。


今思えば、ルナが手術を受けた翌日、立てないと言われていたのに立って母親の事を鳴きもせずジッと見つめていたのはきっと母親に最後のお別れをしていたのかもしれない、あたしは母親の姿を見て心配しないで、大丈夫だよって言っているのかとその時は思ったんですがルナは自分がもう長くないとわかっていて、母親にさよならとありがとうを伝えていたのかなって後から思いました。


ルナはとっても優しい仔、母親にいつも寄り添い母親が大好きで、きっと退院できていたとしても血糖のコントロール、それに加え、肝臓のコントロールまで加わり、母親の負担になると思ったんでしょう、正直、糖尿病の病院代も毎月かかってましたから、これ以上の負担を母親に背負わせたくなかったんだろうなって、そんな風に思うんです。


ルナを見送る日、あたしはお休みをもらい、お兄ちゃん達は試験でしたので母親とあたしと来夢でルナを送りました。




来夢は当然わかっています、ルナが亡くなった事を、葬儀の最中も凄く静かで



ルナに最後お別れの挨拶をきちんとしていました。


実は来夢はこの時、4歳のお誕生日だったんですね、きっとこういうのって何か意味があるんだなって思います。


ルナのお骨と共に家へ帰り形だけ来夢には



お誕生日プレートを用意して、皆んなが帰ってきてから



全員でルナを囲みご飯を食べました、ルナが初めての物ばかりの食べ物をお皿に並べて。

ずっと我慢してきた分、沢山食べて欲しい。

そんな思いで用意しました。


来夢には盛大にお祝いしてあげられなかったけどそれもきちんと理解してくれている来夢。


だけど毎年shさんにお願いしているお誕生日プレゼントはshさんがしっかり日にちを考えて作って下さるので来夢の誕生日にあげることが出来ましたおねがい




この場を借りて毎年毎年、素敵に仕上げてくださってありがとうございますおねがい

(ルナへのメッセージも本当にありがとうございました)


ルナが旅立ってしまって、イヴの時と違うのはイヴは老衰でしたのである程度、覚悟みたいのが出来ていたんですがルナの場合はお腹の風邪かね〜?なんて所から始まりあっという間の出来事でしたからまさか、ルナが旅立ってしまうとは想像もしていなくて、そしてまだ5歳という若さでしたから母親の悲しさもかなりのもので、ルナを最後の仔と決めて迎えいれたから、早すぎる死に憔悴しきってしまって泣いてばかりいる母親を見るのが本当に辛くて。


ルナがいなくなってからは母親を1人にしてはいけないと思い、毎日うちに来させて、家にこもらないように、買い物を毎日頼み、夕飯を一緒に食べて寝る前までうちに居させるようにしました。

お兄ちゃん達も母親に話しかけたり、休みの日は母親と買い物へ行ったりして、それでも泣いてしまう日は多く、そんな母親を見て、昔、自分が母親の再婚に反対した事を思い出して、あの時もし、母親が再婚していたら母親は1人で寂しい老後を過ごすことなんてなかったんだろうなって、子育ても終わりきっと旅行へ出掛けたり楽しい老後だったんではないかって、それがあたしの反抗期と反対のせいで母親は再婚もせずそれどころか、ずっとあたしやうちのお兄ちゃんの心配をして、今度は孫の面倒を見る事になり、自分が母親の人生を変えてしまったんではないかって、自分のせいで母親がって思うと昔を後悔してたまらなくなります。


そしてこの先の人生、せめて母親には笑って楽しく自分の事だけを考えて生きていって欲しいって心から思います。


ルナを最後の仔として迎えいれた母親は年齢的にももう新しくお迎えするのは無理だと思う、だけど母親に悲しむ事なく笑顔でこの先を生きてもらいたい。


自分なりにどうしたら母親がこの先、笑顔で人生を送れるか凄く考えたんです。

考えて考えて考え抜いて、でも辿り着く考えは新しくワンコをお迎えするって所に最終的に辿り着いてしまうんですね。

今更、母親に人間のパートナーを探せなんて無理な話だし。

だけどどうしても新しくワンコをお迎えする事を考えると母親の年齢がネックになってきちゃうんです。

だから色んな事を想像して沢山考えた結果







来夢に妹を迎える事にしました!



ミニチュアシュナウザー ♀ 5ヶ月



名前は カノア と名付けました照れ


カノアの育て方は特別な感じになりますが、それはまたゆっくりと綴りたいと思います。


ルナが旅立ってからあっという間のお迎えに不快感を感じてしまう方もいるかもしれませんが色々考えた結果、母親の事も考え結論を先延ばしにする事は考えられませんでした。あたしも相当な覚悟をしての事です、誰にどう思われようが、母親の幸せ、そしてカノアの幸せそれしか考えてません。

散々、母親に迷惑かけてきて、それでもいつもあたしの味方でいてくれた母親、今度はあたしが母親の味方になり助けていきたい。

そしてイヴもルナもずっとそばにいて母親やあたし達を応援してくれると思っています。


今回は長々と長いブログにお付き合い下さってありがとうございました。

次のブログは新たなるステージの始まりです


こんな来夢家ですが今後とも宜しくお願いします。





カノアの事も改めて宜しくお願いします🤲