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miwaです
今回はコレを観ました
多少のネタバレあります
【ゆれる】
2007年/1時間59分
オダギリジョー、香川照之、伊武雅刀、新井浩文、真木よう子
東京で写真家として成功した猛は母の一周忌で久しぶりに帰郷し、実家に残り父親と暮らしている兄の稔、幼なじみの智恵子との3人で近くの渓谷に足をのばすことにする。懐かしい場所にはしゃぐ稔。稔のいない所で、猛と一緒に東京へ行くと言い出す智恵子。だが渓谷にかかった吊り橋から流れの激しい渓流へ、智恵子が落下してしまう。その時そばにいたのは、稔ひとりだった。事故だったのか、事件なのか。裁判が始められるが、次第にこれまでとは違う一面を見せるようになる兄を前にして猛の心はゆれていく。やがて猛が選択した行為は、誰もが思いもよらないことだった。
Primevideoより引用
お前の人生は素晴らしいよ。
俺見ろよ、なんにも良い事無いじゃない。
なんでお前と俺はこんなに違うの。
事実を言えよ、事実を。
ずっと言ってるのに、事実ってもういいじゃない。
始めから人のことを疑って、最後まで一度も信じたりしない。
それであんたは何を手に入れたんです
誰の目にも明らかだ。
最後まで僕が奪い、兄が奪われた。
けれどすべてが頼りなく、儚く流れる中でただ一つ、危うくも確かに掛かっていたか細いかけ橋の板を踏み外してしまったのは、僕だったんだ。
今、僕の目には明らかな風景だ。
腐った板が蘇り、朽ちた欄干が持ちこたえることは、あるだろうか。
あの橋はまだかかっているだろうか。
人の心の奥底に潜む闇、家族であるからこそ芽生えた嫉妬心が顔を覗かせ、兄弟を引き離す。
離れていれば何事も無かったかもしれないのに、愛情と嫉妬心が何かを引き起こそうとする。
曖昧な部分を許せずはっきりさせようとするのは、身内だからこそなのか。
兄弟の関係は朽ちかかった橋のように危ういものだった。
つり橋の揺れと兄弟の関係性の揺れと心の揺れ。
まだ間に合うかもしれないと必死で歩み寄ろうとする弟に、兄が笑いかける。
この兄の笑みは、許しなのか...それとも...
とても含みのあるラストシーンですね。
その後の二人が気になります。
一度入ったヒビ割れは、元通りにはなりません。
もろくなったその部分をお互いが心得て、そっと大切に接していかなければならないのでしょうね。
人間の内面をえぐるような作品というのでしょうか。
ミャンマー料理のお店がオープンするみたい。
内装工事がまだ完成してない様子。
年内にはオープンするのかな
最後までお読み下さりありがとうございました
では。
*あくまで個人の感想です
*画像お借りしました