先日の世界選手権以来、興が乗ってしまい、昔のフィギュアスケートの動画をあれこれ観てます。
というわけで、私が選ぶ過去の優れた振り付け名プログラム3選。
まずは、第3位、鈴木明子さんの「オー」
2012年の作品です。
鈴木選手は、踊りの巧者ですが、その彼女の良さが存分に出た演技かと。今は、彼女自身が振付師で、先日の世界選手権でも彼女の作品、ありまささたしね。
続いては、2位、
浅田真央選手の「ラベンダーの咲く庭で」
改めて久しぶりに観ると、彼女の滑りの綺麗さに唸ります。全然余計な力が入ってない、なめらかな滑り。ジャンプもフワッと空に舞うみたいに可憐。
この曲はロシアのタラソワさんが初めて浅田選手に振り付けたプログラムで、それまでの「小さくて可愛くて元気一杯!」だった真央ちゃんから、背が伸びて大人らしい雰囲気に変わっていった時期のもの。
そして、それまでにはなかった彼女が背負う「悲劇性」を色濃く引き出した作品だったと思います。
では、いよいよ1位、
高橋大輔選手の「ブルース フォー クルック」。
大ちゃんのプロは、全て漏れなく名作ですが、やはり選ぶとしたら、コレかなぁと。
彼の動作の一つ一つ、仕草の「抜け感」が、堪らなくて、それが裏打ちのリズムの曲と相まって、最高にお洒落で格好イイなぁ、と。
振り付けは、カメレンゴさん。鈴木明子さんの「オー」も、同じく彼が手掛けてます。