新米が美味しいのと同様、
フレッシュな新酒こそが美味しいと有り難がられる日本酒ですが、
ひょんことから、五年ものの日本酒を入手しました。
こちら、愛知県は蓬莱泉の純米酒。
製造年月は、2018年11月。
正真正銘の五年もの。
まあ、ワインなら割りに普通に有りですが、
日本酒となると、なかなか。
注いでみると、黄色味が強い、というか、もはや淡い琥珀色。しかし、沈殿などはなく、綺麗に澄んでいます。香りも問題無し。
こちらの利き酒用の蛇の目のお猪口の方が、
判り易いかしら?
ね? 日本酒とは思えないお色でしょ?
肝心のお味ですが、甘味はかなり飛んでいて、でも、かどかどしさは無く、これはこれで悪くないなぁ、と思いました。
基本、日本酒は長期保存を前提としてはいないので、余り長く置いてはおかない(というか、「お酒手に入れたら、即飲み干す」スタイルで生きてる)のですが、開栓しなければ、問題無い場合もあるのだな、ということがよくわかりました。
多分、火入れはしてあると思いますけどね。
生酒だったら、どんどん発酵が進んでいる筈ですから。