新生姜を毎年漬ける
十数年前に初めての
手作りの新生姜漬けを
食べさしてくれた人がいた
その頃は その人が作った物を
色々とご馳走になっていた
娘２人に作るので
３人分も変わらない と言ってくれてた
その頃は 食べることが当たり前すぎて
レシピを誰も 教わってなかった
その人が数年前に亡くなった
もう、新生姜漬けは食べれない
売り場の新生姜を見て
いつも悲しい気持ちになってた
その話をした人の１人が
自分のレシピを教えてくれた
初めて自分で作った新生姜漬け
爽やかな辛味なのに
ふぅわぁっとしたモノを感じた
その人が作ってくれた味なのか
もう覚えてはなかったけど
私の心の味覚が
思い出の味を感じれた
新生姜漬けを食べると
とても幸せな気持ちになれる
うまく言えないけど 人とのつながり
そんなものを 心の味覚で
味わってるような感じかな
かあちゃんは おさとうが すくないの
あたちの おくちには あわないなの
新生姜漬け作って食べるよポチッと
