熊野三社から東へ500mくらい

松巨島(マツコジマ)内です。

 

 

 鳥栖(トリス)神明社

 

 

古墳の上に祀られた神明社なのよねええ

御祭神は、天照皇大御神

 

 

説明板によりますと

直径約30m、高さ3.5mの円墳で

 

発掘調査が行われていないため築造年代は不明

墳頂にまつられた鳥栖神明社は明和八年(1771)創建とのこと。

 

 

左側に手水舎があり

 

 

おぉぉぉ

盃状穴(ハイジョウケツ)が四隅にありますね。

 

             ↑

願い事を叶えるために石でこっこっと打った

お百度参りのようなものとの解釈のようです。

 

盃状穴については諸説あるらしく

再生や不滅のシンボルとしての信仰とか

病気治癒や子宝に恵まれる願掛けとか

 

死者の蘇生を願うことから古墳に見られるとの説や

石や磐座信仰とされたりさまざま

 

願いを唱えながら硬い石を打ち続けてできる盃のような窪みは

強く篤い信仰心を表しているのかもしれない?そお?

 

鳥居からの階段を上ると

 

 

墳頂はたいらになっていて

拝殿ですか

 

壁なく柱と屋根のみの

風通し良さそうな簡素な建物

 

 

拝殿の奥にお社、中央に天照皇大御神が祀られ

うーん、なんだかよくわからない(こらっ)

 

向かって右側が秋葉社、左側が知立社で

知立社を祀るのはこのあたりでは珍しいかもですよね。

 

 

見晴らしのいい小高い場所でも

古墳の上と思うせいなのかどうなのか

 

明るい軽快さより

やや重い、深く沈むような気配に感じられました。