「なるみ」とか「あゆち」とか「ちかま」

まったりと万葉ぽい響きがうつくしゅうて、ええなあと思う。

 

漢字は当て字で発音が合えば何でもいいんでしょうね。

鳴海でも成海でも奈留美でも。

 

言霊、たいせつにしたいです。

 

 

鳴海駅の隣駅が本星崎で

星宮社に一番近くの駅です。

 

母の実家が鳴海エリアにあり

有松(アリマツ)に近く

 

旧家でもなく名家でもない農家で

農作業の合間に絞りの内職もしていました。

 

子どもの頃は鳴海駅前の商店街に買い物に行ったこともあり

道が狭くて歩きにくかった街並みの記憶ですが

 

道路拡張したのか、歩道が広く整備されていて

歩きやすくなっていて感激しましたけれど

 

電線地中化になっていなかったのが残念。

坂道が堪える老体になったとしみじみ思い知りました。

 

 

 

車窓から見えた天白川。

水量が多くて、今は川遊びもできませんね。

 

天白川の東側が鳴海で

西側が星崎です(ざっくり)

 

頑丈な堤防ができ

川が氾濫する心配なくなったので

 

天白神に、お願いすることもなくなり

必要なくなったのかもしれない。

 

三重県菰野町の郷土史では

北伊勢に多い土着の神が天白神で

 

天白信仰を各地に広めたのは

伊勢の御師が御札を配り、神楽歌を歌って流布させたらしく

 

河川の氾濫から田畑を守る神であり

三重県・愛知県・長野県に多いとのことです。

 

伊勢神楽歌のひとつ「てんはくのうた」

「天はく御前のあそひをは ほしの次第の神なれば‥‥」

 

星の神ってことになるんですよねぇ。

北斗七星ともいわれていたりします。

 

谷川士清先生(1709年~1776年)は

「伊勢国の諸社に天白大明神というもの多し。何神なるかを知るべからず」

 

江戸時代で既にわからなくなっていたことを

いまごろ探れるはずもないですよね。

 

なのに、なぜか、こだわる。

だってオタだから。

 

 

おやつにひとつ

 

 

白糖 なるみくるみ餅

鳴海商店街で買って来ました。

 

 

お餅がふわっふわでスフレみたいな軽い食感。

カリッとくるみが香ばしく、優しい甘さでおいしゅうございました。