あーたん、
修学旅行から無事に帰ってきました
東京のお天気は一日目快晴で暑く
二日目も
一回も傘の出番はなかったそうです。
この長雨の9月に運がいい
聞かないと話しはしてくれませんが
あーたん
「キッザニアには、また行きたい~
ディナーブッフェで
蟹とローストビーフと、素麺と←(笑)
チョコケーキ食べた
スカイツリーから見た夕焼けが
キレイだった」
そして
「東京ばな奈」と東京タワーの置物を
お土産に買ってきてくれました。
その秋空の一日目に、
遊園地に行きました。
遊園地だけは絶叫が得て不得手を考慮し
班行動ではなく、
絶叫アトラクションチームと
穏やかなアトラクションチームで
3人一組になりました。
修学旅行前に
あーたんに、3人のメンバーを聞くと
BちゃんとDくん。
Dくんは、知障学級の男の子です。
家庭のいろいろな事情を抱えていて
いつも、
清潔には見えない服装でいます。
わたしが小学生の時に
同じような男の子がいました。
同じく、軽度の知的障がいがあり
(性格は明るい子でした)
たまに臭くて…汚ない服を来て。
それが理由で、
同じ班になりたくない…と
思っていたし
ましてや、大切な修学旅行で
その男の子と
バスで隣に乗って行くなんて嫌だ!
仲の良い女の子達と、遊園地を回りたい!
そう思っていました。
そんな、
最低な偏見的な子どもでした。
元気に帰ってきた、
あーたんのお土産話を聞きながら
ふっと質問してみました。
それは、わたしがDくんに対して
どうこうではなく
あーたんの気持ちを
聞いてみたくなりました。
夏
「Dくんと、遊園地一緒に回るの、
一緒でも楽しかった?
困ったことはなく、大丈夫だった?」
あーたんの目の色が、がっと
変わりました。
すぐに聞いていることの意味を
察したみたいで、
明らかに怒っていました。
「ママ、それ…どういう意味?」
あーたんと等身大だった
ママが小学校の頃、
同じクラスの男の子に対して思っていた
話をしました。
夏
「今考えるとね…ママって、
最低な小学生だったなって思うよ。」
あーたん
「ママ、
そんなこと思う6年生だったの?
よく分からないな。
あーたんは、誰とでもいいんだ~
誰とでも楽しいよ。
友達の良いところ、悪いところを見ても
合わせればいいから、
楽しくするのは簡単だよ
BちゃんとDくん、あーたんは
絶叫系無理だから
一緒にチーム作ったんだよ。
3人で何かチャレンジしようって
約束した
チャレンジチームなの
3人でお化け屋敷入ったけど、
Dくん怖がって、飛び出しそうになって
でも後から来た男の子達が、
一緒にお化け屋敷を
回ってくれたから大丈夫だった。」
夏
「そっかぁ。
あーたん、優しい子に育ってくれたね。
ママ、嬉しいな。
ありがとう
リンとあーたんが生まれてくれて
気付けたし
教えてもらったんだよ」
あぁ、あーたん。
あーたんは、
わたしが子どもの頃なんかより
キレイで透明な
ガラスを持ってるんだ
あーたんは、
Dくんが男子に叩かれ、蹴られ
いじめられた時
一緒にいた友達には
先生を呼びに行ってもらって
あーたんは止めに入って
告げ口したのは、あーたんだからと
「くそっ、死ね、お前なんか消えろ」と
言われて
帰ってきて泣き崩れたけど
涙が乾いた後には
「いじめる男子が悪い。
あーたんは、何も悪くない。」
と、翌日には堂々と学校へ向かいました。
あーたんには、何でもない世界であって、
みんなが同じ子ども。
あーたんが嫌いなのは
ズルくて、社会的モラルに反する人。
そんな人に立ち向かう生き方は、
苦しいことも
いっぱいあるだろうけど
あなたのまま、真っ直ぐに正直に
悔しくて悲しい時は
溜め込まず、ママも一緒に受け止めます。
一番左は鉛筆削り。
東京タワーの置物、かわいい!
楽しくて、ホント良かった!
いつも、
温かい応援ありがとうございます。
皆さま、今日も明日も
ステキな日になりますように。
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*おしまい♪
でんでん♪でんで~ん♪*