夏です。
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☆奇跡の大会のお話
で、高揚したリン。
一晩…寝て起きて、しばらくして
のんびりさん出勤後
リン
「リンの得点入れた、ビデオは？」
夏
「それが、撮ってないんだよね
何で、撮らなかったかは、
パパに
聞いてみて～。」
リン
「…何これ？
ビデオ、
男子の試合が映ってるじゃん！
我が子は、女子でしょ？！」
男子の試合は、
パパがリンに教える為に
撮影したもの。
リン
「そういえば、パパさっ
男子が負けた時に
『男子が負けると悔しいな～！
もちろん、
女子もだけどね。』
って、女子を後付けして
すごい聞こえるように
嫌味っぽく
言ったじゃん！！」
記憶はいつでも、タイムラグ！
はい、リン。
実はその通りです。
リンが点を入れる前で、本当に
良かったのですが
(入れた後の発言だったら
本当に親バカ
いやらしすぎる嫌味でしかない。)
パパは、聞こえるように言いました。
女子の
闘争心がかられるように、
励ますつもりで言ったらしいが
あの嫌味っぽい言い方。
わたしも、その場で
そういう浅はかな発言は、
学校へ行く、
リンに降りかかるんだと
ケンカに
なりそうなほど厳重注意したのですが
夏の声は耳タコ
全く知らん顔…。リン
「どうしよう…。
先輩達、多分…聞いてたよ。
リンのパパだって、みんな
知ってるから
きっと、パパの嫌味のせいで
意地悪されて
仲間外れにされるんだ
」ほらごらん！
リンはこういうことは、
過敏なんだから。
のんびりさんのバカバカ
リン
「もう、ダメだ…。
リンはイジメられるに、決まってる。
みんなパパのせいだ。
パパのせいで…
今日で
学校も、部活も辞めなきゃ…
」…
のんびり！キミを一生恨むよ。
リンの考えている最悪の事態だって
年頃の女の子には
可能性としては、ゼロじゃない
その日の
部活の朝練が休みで良かった！
学校を行き渋り
やっと、説き伏せて支援級の裏口から
入りました
原級のホームルームには
行けず。
支援級で、うじうじ、メソメソ
朝のドタバタをのんびりさんに
お昼休みに話すと
酷く反省したようで…。
のんびりさん
「中学生女子の繊細な気持ちや、
難しいところがわからず
オレは…
軽々しい発言をしてしまった
どうしたらいいんだ…。
リンを傷付けてしまった…オレは…
」一度発した言葉は、二度と
戻りません
以後、スポーツ観戦時は熱くなって
高揚しても
気持ちは、内々に秘めて下さい！
リンの為に
すっ飛んで帰ってきた
のんびりさん
「リンちゃん
←(ちゃん付けか？)あのぅ…。
パパがよけいな事を言って
嫌な思いさせて、ごめんなさい。
つい…女の子達にも
頑張って欲しくて…。」
リン
「何で？何で？調子に乗って
あんなこと言ったの？
みんな、聞いてたじゃん！
パパはもう二度と、練習を
見に来ないでいいし
送り迎えにも、来ないで！」
のんびりさん
「リンちゃん…。
それは許可して下さい…。
二度とよけいなこと、言いません
」リンはキャロライン先生(顧問)と
一松先生(副顧問)に
話を聞いてもらって
キャロライン先生
(支援コーディネーターでもあります。)
「それは、お父さんが悪いよね。
でもね
先生の話も、聞こえない先輩たちがね
リンのお父さんの声を
集中して、
聞き取ってるとは思えないし
興味ないよ。
リン、大丈夫！」
その日のナイター練習も、無事に
終わったようで
リンも、ほっとしてました
のんびりさんの、落ち込み方は
かなりでしたが
娘を持つ、父親として
よけいは事は言わないことを
痛いほど
学んだ父でした。
ディズニーランドのお土産
秋ちゃんから、もらったよ～。
かわいい
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