リン
荒れ荒れのスポーツ少年団のあの夜。
夏も…見ていて
悶々イライラでした。
スポ少お友達のナナちゃんが
男の子との
おしゃべりに夢中になり
数回
返事をしなかっただけで
ナナちゃんが、怒っている
わたしを
無視していると
疑心暗鬼の坩堝に、どっぷりはまり
リン
「ナナちゃん、○○と話して
ばっかりじゃん！
リンの事、無視する！」
ナナちゃん、○○くんが好きかも。
って、夏おばちゃんは
最近、思っているんだけどなぁ
恋沙汰は
全く空気が読めないリン
告白現場も「ねぇ
何の話？」ってじゃまを
しちゃったくらい
ナナちゃんからは、あからさまに
距離を置き
全ての振る舞いに、トゲがある
リンに
注意を促すと
わたしに、食って掛かってくる
コーチの話しに耳を傾けず
ごちゃごちゃ
わたしに理屈を、言い続けるので
マリコーチに、叱られ
心の乱れがプレーにも出て
雑になり
またも、マリコーチに叱られ…
上手く行かない自分にイライラし
マリコーチの前で
「もぉっーー
」と叫びまた、マリコーチに叱られる。
リンからママ助けて！の視線を
感じたけれど
ここでは、母と思うな
ナナちゃんとの事も…
本当は、今後を考えて心配だけど
『自分で解決しなさい。』
と…心で呟き、ぐっと我慢して
距離を置きます。
しばらくして
一歩進んで、
ナナちゃんに話し掛けたリン。
ナナちゃんは
怒ってたワケでも、無視していた
ワケでもない。
と、わかった時
和らぐ顔。
夏はどっと安堵しましたが
甘い顔は
見せまんでした。
こんな事があった夜、夏は
リンの態度に
悶々としていました。
確かに年頃的な、様子だったけど
なんで急に？！
あんな態度を取るのかしら？
次の日、
若葉先生に偶然お会いし
リンの、
学校の様子を聞く事が出来ました。
いつも、ありがとうございます。
今日も笑顔でね
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＊続く
でんでん♪でんで～ん♪＊