夏です。
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今日は、転院の為の第一ステップで
小児科に
紹介状を取りに行きました。
本当は、わたしだけの予定が…。
夏
・のんびりさん
「リ──ン
学校遅れるよ～。」6時になっても、起きてきません。
6時15分にやっと
降りてきたけど、7時出発にはギリギリ！
ご飯も食べず、こたつの中で
ぽっー
としています。気分が
ふさいでいるようです。
リン
「体が怠いよ…。食欲もない…
喉も痛い、鼻水出る。
Aくん○くんのいる学校は
行きたくない…。」
熱はなし。
………
あれからAくんのイジメの件です。
あの時は、皆さんに応援をいただき
本当に
ありがとうございました。
わたしも慎重に様子を伺いながら…
学校全体で、
取り組んでいただいた結果
目立つ
卑劣な行為は、なくなったのです。
ただ、ジャイアンみたいな○くんが
Aくんを、そそのかし
リンの配る給食を毛嫌い。
他の人のと、こっそり替えるとか…
小さいことはあるらしい。
毎回、
先生が注意をして下さっても
止めようとしない。
クラスには、リンの大好きな
支援コーディネーターの
うさぎ先生
も入り指導に
当たって下さっています。
○くん、Aくんのする事を
クラスのみんなは
呆れている状態…だそうです。
夏
「じゃあ、リン！
一緒に
ドクターの病院へ行こうか
ドクターに話して
それから、登校は考えようよ
」リン
「えっ、いいの？」
夏
「風邪っぽいし、今週の土曜日に
リンと一緒に
エビリファイとストラテラ
もらいに行く
予定だったから
」３ヶ月に一回は、
リンも受診・処方なので、今月は
二回受診予定だったのに
助かるわ～
ドクター、先ずはリンの
前髪をさっ
と上げ、「抜毛は、止めたみたいだね。
で、最近はリンちゃん…どう？
Aくんのこと。」
リン
「だいぶ、
意地悪は減ってきたんですが
給食の時間に…
これこれ
こういう事があって本当に頭に来ます。」
ドクター
「やることが、子どもだ！
全く
くだらん！くだらな過ぎる。周りも、とっくに退いている。
そんなのは無視だ無視
」横にいた看護師さんも「うんうん。」
って…相づち。
リンの顔が、
パッ
と明るくなりました
わたしも、
ドクターの明るい言い方を見て
笑顔に
ドクター
「じゃあ、紹介状ね。
三歳からのデータ全て、入ってるから。
風邪薬を出しておくからね。」
多分、後…数回でドクターから
卒業なんだ…
帰り道
夏
「リン、今日学校どうする？」
リン
「う～ん、迷うけど行く
さっきドクターが、言ってたこと
すっごく分かるけど、
やっぱり気にしちゃって、無視って…
なかなか
出来ないんだよね。」
夏
「……リンが言い返すか
無視するか
どっちかだと、思うんだけどなぁ
リンが黙って、
でも…心が反応しているの
面白がってるよ。
ママの言う無視は、動揺しない無視ね。
先生に頼り過ぎるのではなく、
リンも行動しなきゃね。」
リン
「周りはそういうけど、
簡単じゃないんだからね～！」
こんなに夏には
はっきり言い返すのに、不思議だ
ドクターに話せて
すっきりしたのか…元気に
教室へ向かいました。
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＊おしまい
でんでん♪でんで～ん♪＊