スポ少の
お友達のナナちゃん。
中学校の部活が始まれば
大変お世話になり
登場回数が増えるであろう、ナナちゃん
なのにリンは…
アスペルガー症候群・特性の
典型的な発言を
平然と
ナナちゃんに言ってしまいました。
それは、ある日のスポ少ナイター
終了後…。
ナナちゃん
「ねぇ、リンちゃんの学校も
卒業記念オルゴール、作るんでしょ？
ナナの学校と、同じだね
(すごい乙女
)リンちゃんは、何の曲にした？
ナナはね、
セカオワの『RPG』にしたんだ
」リン
「そうなの？リン。
絶対にあの曲は、嫌だね
」さらっと何なく↑
ナナちゃん
「えっ？
」わたし思わず
リンの頭を、はたいてしまい
夏
「リン
…リンリンもセカオワ好きで『RPG』に
しようか迷ってたじゃん！」
リンは、頭を叩かれた方に
怒りの
矛先を、わたしに向け始めました
これ以上、セカオワが嫌な理由を
ストレートに言ったら
夏が、冷や汗
ダラダラ荒対処だけど
話がすり替わって良かった！
帰りの車で、すぐに
ナナちゃんとのやり取りを諭すと
リン
「リン、『RPG』好きだけど
クラスの女の子達が、『RPG』の曲を
卒業記念オルゴールに選ぶ人は
アホだって言ってたから。」
夏
「あのねぇ…リン
そんな根拠のない
誰かの一言に、振り回されないんだよ。
リンが大好きな食べ物を、
食べてる時に
それは、パパが嫌いな食べ物で
パパに
『よく、そんな物を食べられるなぁ～！
パパは絶対に、嫌だね！』
って言う時あったじゃん、
ママ怒ったじゃん？
すごく嫌な気分にならなかった？」
リン
「すっごく嫌な気分！」
夏
「そうでしょ？
せっかく
美味しく食べてるのに
そう思っても黙ってくれていた方が、
まだいいでしょ？
誰かの好きな曲に、アホだって決める、
理由なんか
何にもないんだよ。
ナナちゃんへは
そうなんだね…って聞いてあげるのよ。
一回、ナナちゃんを傷付けた事実は
謝っても消えませんよ。」
リン
「はいはい！わかりましたよ！
わかりました
くどくどうるさいなぁ～
」本当にわかっているのかなぁ
発言を控える場面では
ストレートにズバリ言ってしまい
言い返した方が良いときには
黙り
一番、耳を傾けて欲しい本筋からは
どんどん逸れて
怒れてしまう…
同じオルゴールの事だったら、
次からは
経験で、失敗しないけど
人や物が、ほんの少しすり替わると、
またストレート発言
でもね、リン。
優しくて、人懐っこくて、
リンなりに
友達には、一生懸命でかわいいんです
地道に
教えていくのみです
いつも、ありがとうございます
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＊おしまい
でんでん♪でんで～ん♪＊