夏です。
連絡ノートを開いて見ると
若葉先生からの
「夜、お電話します。」の文字。
リンに、話を聞くと
およその話を
軽くしてくれましたが…びっくりな内容。
ようやく
電話が、掛かってきた夜
ドキドキしながら、受話器を取ると
若葉先生
『給食の時間に、偶然
リンちゃんの髪の毛が一本抜け落ち
Hくんの
サラダに入ってしまいました。
Hくん
「サラダに毛が入ったよ。」
↑ちなみに彼は、怒ってない。
それを見ていた
☆アラザン事件のAくん
*嫌がらせを受けていたAくんとは別。
「リン、今度から髪の毛が
入らないように
気を付けて下さいよ」とキツく言われ
追い討ちをかけるように
Bちゃんが
「体に手が入ったの~?きゃは」
2文を、茶化したらしい
笑いがわき起こる教室。
その瞬間
ぶっち──ん!!
リンちゃん、爆発してしまいました。
「髪の毛なんか、自然に抜け落ちるのに
気を付けろって
どうやって、気を付ければいいの?
自分は髪の毛が、
絶対に
抜け落ちないとでも言うの?
Aくんにそんなこと、言われる権利は
全くない!」
誰も言い返せないような
正当な意見を、
わたしにぶちまけてきました。』
ついに、学校であの巧みなトークを
爆発させてしまったんだ
Bちゃんの茶化しが、
間違いなく
導火線に火を点けちゃってる
でも、Aくんじゃなくて
若葉先生にぶつけたのなら
100パーセント
爆発してないのかな…
悶々とする頭の中。
若葉先生
「それはもう
すごいけんまくで…机をバンバン
叩きながら
大きな声だったので…
教室中が静まり返り
Aくんは、その場に凍り付き
「リンちゃん…ごっ…ごめんね。
ボクが…
ボクが言い過ぎました」
と、謝っていました。』
すみません、さぞかしみんな
びっくり
したでしょうね
若葉先生
「でも、
きっと爆発100パーセントじゃ
ないんですよね」
やっぱりそうかな。
見たかったな~、リンの姿
若葉先生
「で、なんでお電話したかと言うと
わたしは
リンちゃんが、みんなの前で
爆発してくれて嬉しかったんです!
いつも、泣きべそで
パニックして
教室を飛び出すリンちゃんが
自分の意見を正しく言えて
教室を飛び出さないで、自分の席に
着席できました。
正しい考えを持っているという
リンちゃんを
みんなに
知ってもらいたかったのです
もう、わたし嬉しくて!』
『さらに、すごいのは
給食の後、掃除で
なかなか教室に入れなかったので
声を掛けると
「さっき、教室で暴れちゃったから
みんなに
恥ずかしいよ~」
って、困ってました。
これって、すごくないですか?
メタ認知力
アップしてますよね
これを、どうしても
お伝えしたかったのです。」
おぉー!
嬉しいなぁこれはすごいねぇ
ただ次の課題として
夏
「爆発して、
Aくんを黙らせることが出来た!
と言う、
間違えた自信を持ち
簡単に
爆発したり、キレたりしないか
そこは心配ですね。
加減が出来るかどうか…ですね~」
若葉先生からの、お電話は
ドキドキしたけど
良いことも聞けて良かったです
やっぱり、ありのままの
リンでいて
そのリンを好きになって欲しいから
リン、本当に毎日が
嬉しい♪楽しい♪大好き♪……な
(ドリカムさん、すみません)
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今夜は、夏の好きな唐揚げ
*おしまい
でんでん♪でんで~ん♪*