夏です。
ある日
リンが怒って帰ってきました。
リン
「Aくんをリーダーとした
3人の男子がさぁ──!!!!
リンを見ながら
『あいつ、本当にかわいそうな奴だ』
とか
死ね、死ね、消えろ…って
やってくるんだよね
(死ね、死ね、消えろ…のサインが
あるらしい。)
リンの触った物が、汚いとか
言ってるのも聞いた」
リン
「一番、ムカつくのは
Aくんの前を通りかかると
リンの嫌いな音をわざと
出すの
リン、最初は気のせい?って
思って
何回かAくんの前を通って
試したけど
やっぱり、毎回やってくるんだよ
腹立つ─」
う~ん、それは
辛いし、頭にきちゃうよね
なぜ?今の子どもは、簡単に
「死ね」って言えるんだろう…
夏
「自分が「かわいそうな奴」とか
「死ね」「消えろ」
って言われたら…やっぱり傷付く
はずなんだけどな…
死んでいい人なんて、この世に命が
巡る限り
いないと思うよ…ママは。」
若葉先生には、
自分から話したみたいで
若葉先生との連絡ノートには
ちょっと
リサーチしたいと書いてありました。
若葉先生は、即実行!タイプではなく
じっくり計画型なんです。
さて、数日後
リサーチ結果の報告をいただきました。
確かに三人組
リンに「死ね、死ね」言っていました。
男子は今まで、おとなしかった
リンが
言葉巧みに言い返したり
反応が面白く、
からかいたくなるらしい…とのこと。
それは男の子に限らず
リンの巧みな言葉には、女の子も
戸惑ってる雰囲気もあると。
ただ、死ね…
なんて言葉は許される事ではないので
厳重注意して下さったようです。
反応を試す為にからかうなんて
リンには
たまったものじゃないよね…
う~ん、
確かに…リンのアスペならではの
巧みな言葉は
学校では、ずっと封印していたから
びっくりだよねぇ
よく、我慢していたよ…
今まで。
リン
「男子って、バカとか死ね!とか
そんな事しか
言えないから、気にしてないよ。
言い返して、黙らせること
簡単だし」
すごい。
流せるようになっているね。
ただ、相手を傷付けるほど
巧みに言葉攻撃、やり過ぎちゃダメだよ。
どんな人にも、
敬意を払いましょうね。
リン
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