ふ…と気が付きました。
五年前に
お隣さんと我が家の折半した
境界線側に作った物置。
三年前の、突風
で物置が
境界線も越えて、お隣さん側に移動
慌てて
物置を作ってくれた方に
(母の知り合い)
物置が風で、動かないように
L字金具を使い
境界線に
固定してもらったのですが
そのL字金具が
お隣さん境界線上に、1センチほど
入っていたこと。
その時、物置が動いた謝罪と
固定する説明をしたけど
境界線にL字金具を、かける
説明をしただろうか
三年前の、今さら話だけど
胃が痛く
なってきました。
最近、境界線のことで
民法やマナーなどの、記事を読み
とっても大切だって
見直していたんですよね。
あぁ、なんて無知なんだろう。
なんて
浅はかで、非常識だったんだろう。
のんびりさんは
きっぱり
「今さらだけど、生涯のお隣さんだ！
謝りに行こう！
家が悪い、オレも悪い。
菓子折りを
用意しておいてくれる？」
のんびりさん、ありがとう。
潔い選択は、ジメジメ夏には
ありがたい。
後は、お隣さんの意見を聞いて
L字金具は
撤去しなきゃいけないかもしれない。
今まで、黙っていてくれた
お隣さんに
丁重に、謝罪しなければいけない。
お隣さんは、何て
言ってくるだろうか…。
お隣さんは平日は遅いので
境界線を見てもらう為にも、週末の
日中を待ちました
その時間は永遠か。
悩み過ぎて、申し訳なくて
胃が痛くて、
食べる気が全くしなくて、
大好きな、娘に笑顔も見せれなくて。
いよいよ週末。
心臓をバクバク言わせながら
のんびりさんと
お隣さんのチャイムを押す。
事情を説明し、
先ずは、謝罪。
共有財産としてのものですので
撤去します。
「あれー？そうだったけ？
今、気が付きました。
撤去なんて、いいですよ。
こんなことで
菓子折りなんて、受け取れません
」のんびり・夏
「いやいや！
気持ちが納まらないので
受け取って下さい。
いろんなことに無知で、
気付かず
今になり
本当に申し訳ありません。
申し訳ありません。すみません
本当に申し訳ないです。
すみません、申し訳ありません。
申し訳ありませんでした
申し訳ありませんでした
」何回も、何回も
二人でペコペコ…。
何回も、何回も
ペコペコしたい。謝りたい。
お隣さんが
とがめるどころか
優しい
言葉を掛けてくれるからです。
人は許された時の気持ちを
忘れてはいけない…と
療育の先生から、
教えられたことがあります。
許されたことを忘れず
次に、
誰かを許してあげなきゃいけない。
お隣さんは、
気付いてなかったとしても
ちゃんと、謝れて
心底、スッキリして良かった
今日は、お隣さんに感謝して
娘に
笑顔を見せて
それから
久しぶりに、熟睡します
＊おしまい＊