生徒さんから楽譜の製本の方法について質問があったので、楽譜の整理について書きたいと思います
喋りながら解説している動画を記事の最後に載せておきますので、ご興味ある方は見てみてください
最近はダウンロード方式で1曲数百円で購入できるので、A4またはA3のコピー用紙での楽譜使用率が増えてきているように思います。
コピー用紙単独だと、ペラペラで譜面台に置いた時に落ち着きが悪いですよね。
すぐに落ちたり飛んだり、楽譜の端が折れたりボロボロに破れたりもします
上手く書き込めないとストレスになりますし、練習やレッスン時も流れが止まり時間ロスにもなります。
楽譜はしっかり整理することが大切です。
整理の方法は色々あるので、いくつかご紹介します
①ファイリング
必ず楽譜用のファイルを使用しましょう
クリアファイルや100均で売っているような20ポケットのファイルは楽譜の管理には適しません
ファイルのせいで反射して見えづらく、書き込みもできないからです。
毎回ファイルから出して書き込むのは、結局ペラペラの状態で譜面台に置くことになるので意味がありません
![下矢印](https://stat100.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char3/121.png)
リフィル式なので、足したり外したり出来るのが私は好きです。
今は様々な楽譜用ファイルがあるので、その中であればどれを使っても良いと思います。
扱いやすい物、書き込みしやすい物を選ぶと良いですね
②スクラップブック
ファイリングではなく、スクラップ方式もおすすめです
分厚くしっかりとしているので書き込みもしやすく、取り組んだ曲が順番にしっかり残るのが良い点です。
③楽譜台紙に貼り付ける
発表会や本番で使う楽譜は楽譜台紙を使うのがおすすめ
この楽譜台紙は4面まで繋げておけるので重宝しています
好きな面数で切り離しが出来るので自由度が高いのもお気に入りポイント。
背面が黒なのでステージで使用するのにも適していますね。
工作が得意で自分で綺麗に台紙を作れる方は必要ありませんが、私はこれに頼っています笑
④テープで貼り合わせる
所謂「製本」という方法です。
貼り合わせる時は、必ず紙テープ(マスキングテープ)を使用しましょう
おすすめはこちら
セロハンテープは絶対に禁止です
貼り合わせ方は色々ありますが、私の方法はYouTubeに載せてあるので興味のある方は見てみてください
※話が長いので1.5倍速再生推奨www
私はなんだかんだで④の製本方式を一番使っています
練習する譜面台がしっかりした物なので、貼り合わせてあれば書き込みも問題なく行え、演奏にも支障がないからです。
本番の時は曲順に貼り合わせて、1冊の本にしています。
ちなみに、弾き終わった楽譜はクリアポケットファイルで保管しています
娘の楽譜は②のスクラップブックまたは③の楽譜台紙を使用することが多いです🎻
練習時に折りたたみ式譜面台を使うことが多いので、貼り合わせる製本だけでは書き込みがしにくく心許ないからです
レッスンに行く時など持ち運ぶことも多く、レッスン鞄への出し入れ時に楽譜が傷むのを防ぐ意図もあります。
最近はタブレットで楽譜をデータで管理する方も多いですよね
方法は様々ですが、私が楽譜管理で大切だと考えているのは「練習・レッスン時のストレスを無くす」です。
見やすい
書き込みやすい
めくりやすい
見つけやすい
それぞれの練習スタイルや取り組む曲によって、自分に合った楽譜管理の方法を見つけましょう