メトロノーム練習が大嫌いだった私ですが、大嫌いなりに昔からメトロノームを使って練習していました🎻
そして使用するメトロノームにはいつも悩まされてきました。
私がメトロノームに求める一番の条件は「音量」
幼い頃は「メトロノームの音に耳を澄ませながら演奏する」ことが難しかったので、大きな音のメトロノームが欲しかった記憶があります。
高校生ぐらいの頃には「メトロノームの音がしっかり聴こえる音量で演奏すること」が出来ましたが、これが意外と難しいんですよね
あとは使い勝手も大切。
持ち運びのしやすさや操作方法の簡略はスムーズな練習に欠かせません
代表的なメトロノーム型で私が感じるメリット・デメリットは以下の通りです。
★昔ながらの振り子式
・音は大きい
・テンポの微調整が効かない
・水平でないと均等にリズムを刻まない
・ネジを巻くのがめんどう
★クリップ式
・安くてコンパクト
・譜面台にいつも挟んでおけるのですぐ使える
・音量は小さい〜普通
・テンポの設定がめんどう
(50→100にする時にボタンを連打または長押しして待たなければならない)
・別途チューナーが必要
★チューナーと一体型
・コンパクトで持ち運びに便利
・1台で済む
・音量は小さい〜普通
・テンポの設定がめんどう(クリップ式と同じ)
★アプリ
・無料でどこでも使えて便利
・音量は小さいけどBluetoothでスピーカーに繋げると爆音が出る
・メトロノームをかけながらスマホで録画:・録音したい時に困る
私は今までの楽器人生で、上記で取り上げた型のメトロノームは全て使ってきました。
色々試した結果、私が愛用しているのはチューナーと一体型の物
KORG TM-40
このメトロノームは多分高校生の時から使っていた(少なくとも大学生の時に使っている記憶は残っている)ので、15〜18年間使い続けていたことになりますw
自分でも驚くほどに古いw
最近液晶が見えづらくなりボタンがヘタって押しづらくなってきたので、苦楽を共にしてきたこの子とはお別れして新しい子を迎えました。
KORG TM-60
新しいチューナーのボタンの押しやすさに感激
買い替えてよかったですw
しかし、やっぱりネックなのは音量
私はこのメトロノームの音量でも問題ないのですが、レッスンで使うには音量足りません
在籍生は幼少期の私と同じく、メトロノームに合わせて弾くことが難しい方が多いので、大きな音のメトロノームが必要でした🎻
教室にはアンプに繋いで爆音で弾くエレキギター練習で使える(スピーカーに繋いで音が出るタイプの)メトロノームがあるのですが、旦那さんの物なので使い方がよく分かりません
調べに調べて、こちらのメトロノームを見つけました
KORG KDM-3
これ、最高です
・音量が大きい
・コンパクト
・テンポの微調整が出来て操作も簡単
上記で取り上げた様々なメトロノーム型の良いところを網羅していると感じました
私が一番求めている音量の問題は完璧にクリア
最大音量にセットすると煩すぎるぐらいです
テンポも1ずつ細かく設定できるし、テンポ調整もツマミをくるくる回せば良いので素早く操作ができます
音色の種類も豊富で、それぞれ好みによって使い分けられるのも良いですね。
私はタイトで鋭く、高音で聴き取りやすい「タイプ4」の音色を愛用しています🎻
チューナー一体型と大きさ比較するとこんな感じ
コンパクトで可愛いフォルムなのもお気に入りです
デメリットととしては、4000円強するのでメトロノームとしては少々お高いこと。
希少品なのか、どこの店舗に問い合わせても在庫がなくメーカー取り寄せで最低数ヶ月かかるようで、手に入るまで時間がかかることでしょうか。
私も注文してから半年ぐらい待った記憶が。。。
我が家はリビング用と教室用と2台購入しました
ギタリストの主人は、「もうこのメトロノームしか使いたくない」と言うぐらい惚れ込んでいますw
イチオシです
と言っても、用途や好みはそれぞれ必要なメトロノームは違いますので、自分に合ったメトロノームを使って有意義に練習をしましょう