昨日は歌舞伎観賞に銀座の歌舞伎座に行きました
5ヶ月ぶりの歌舞伎
目的は勿論大好きな松嶋屋
片岡仁左衛門さんです
本当は午前の部の播磨屋も音羽屋も観たかったけど、丸一日子守をお願いするのは気が引けたので断念
午後の部1幕だけ幕見しました。
歌舞伎は総合芸術ですから、クラシック音楽で言えばオペラのような物
やはり通じるものがあると言いますか、舞や音楽、色彩美が素晴らしくて本当に素敵な文化だと思います
個人的には義太夫狂言が好きです
太棹のベベンッってあの感じがとてつもなくかっこいい
1本の三味線でいろいろな音を表現して、絶妙な間を作って俳優さんと息を合わせて...なんてカッコいいんでしょう
いつか三味線も弾いてみたいなぁ
そして私が大好きな俳優さんはダントツで仁左衛門さん
とにかくカッコいいです
声も立ち姿もお顔も、空気感そのものが別格です
さてさて、演目は仮名手本忠臣蔵の5,6段目
仁左衛門さんの勘平です
がっつりデンデン物です
子供を預けてでも観たかったんです
仁左衛門さん素晴らしかったぁ
これぞ熱演
涙してしまいました
仮名手本忠臣蔵の5,6段目は何度か観ていますが、ダレ場が全然なくて、どんどん引き込まれて、あっという間の1時間半
最高でした
ちなみに、来年1月に幸四郎に襲名する高麗屋を染五郎として観る最後の機会でした。
台詞が「五十両...」しかない役でしたが、所作一つ一つが綺麗で緊張感たっぷり
素晴らしかったです
以前のように行きたい時に好きなだけ観に行ける環境ではなくなってしまいましたが、今回のように絶対に見逃してはいけない演目だけ
年に1,2回で良いので歌舞伎を観に行く習慣は残せたら良いなと思います