おはようございます🍁🍃

温室効果
という言葉は ふたつの異なる科学現象を指すのに使われている ひとつは 熱が宇宙空間へと 逃げていくのを大気が防ぐ  まったく自然な作用である このメカニズムのおかげで 地表付近の平均温度は過ごしやすい セ氏15度に保たれている

太陽からエネルギーが地球の表面に到達すると その一部は吸収されて地面を温め 一部は反射されて宇宙空間へと戻っていく
大気中に含まれる水蒸気 二酸化炭素 メタンなどの気体は まとめて温室効果ガスと呼ばれ 温室のガラスパネルのように 外へ出ていくエネルギーの一部を閉じ込める 温室効果がなければ 地球は生命が生きていけないほど寒くなっているはずだ

この100年間で温室効果ガスが増加している現象で これが地球温暖化の原因のひとつではないかと考えられている
アメリカ科学アカデミーによると 地球の表面温度は 過去100年で約0.6度上がり 
1980年代からは 特に急激に上昇しているという
1998年は記録に残る最も暑い年だった

訳注 
2017年時点で 最も暑かった年は2016年
それと 同時に熱を保つ温室効果ガスは 劇的に増大している 大気中の二酸化炭素は 産業革命以前と比べて30%増加し メタンガスの量は二倍以上になっている

それよりも深刻なのは 大気中の水蒸気量が増えていることだろう 北極 南極の氷が溶けたため 海面が10〜20センチ上昇し 降雨量は全世界で1%増えている これが悪循環を引き起こしかねない 大気中の水蒸気が増えるということは 地表にとどまる熱も増えるということだ 地表が熱くなれば 両極で氷の溶けるペースが上がり海水の量が増えて 水蒸気量は もっと増える 地表はさらに熱くなり 氷の溶けるペースが もっと速くなって という具合に 同じ現象が繰り返されることになる

1 アメリカ環境保護庁は 今後50年間に地球の表面温度は0.5〜2.5度上昇し アメリカ沿岸では 海水面が60センチ上昇すると予想している

2 NASA アメリカ航空宇宙局の最新報告によると 北極の氷は 現在のペースで夏に溶け続ければ 21世紀の終わりには すっかり消えているかもしれないと予測されている

3 温室効果は 1824年にフランスの物理学者ジョゼフ・フーリエが発見した

よい一日を〜🕊🌈🌈🍀
チベット体操インストラクター
mina👱‍♀️🍁