キャブタイヤケーブルで自作ケーブル | 中古ボクスターと996に乗ってみた

キャブタイヤケーブルで自作ケーブル

 ホームセンターに行くたびに気になっていた「キャブタイヤケーブル」と言うシロモノ。移動しながら通電可能という非固定用電線で、工事現場などで使う臨時電線?みたいなもん。


 ちゃんとした一流メーカーが作っているし、太さがいろいろあって芯線もしっかりしていてメチャ安い。 こいつでオーディオケーブル作れないかな~なんて考えてたら、やっぱり皆さんすでに活用されていました。ネット情報だとその道のプロも使っていて音質も評判良しというシロモノでした。





 というわけで、近所のDIYショップで買ってきました。「MITSUBOSHI(三ッ星)」というメーカーのVCT3.5mmの4芯タイプ。1メートル450円に嬉しくなります。直径で約1.4ミリという極太ケーブルです。4芯にしたのはバイワイヤリング接続用ケーブルにしようと思って。


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 一緒に写っているビニール袋に入っているモノは椅子の足なんかにつける樹脂製の「保護キャップ」。切ったケーブルの端末処理に使おうかと思って購入。内径13ミリなんでなんとかなりなりそうかなと。4個入りで250円也。





 早速、ケーブルの外皮を切って4芯を露出させます。外皮は柔らかいのでカッターで軽く切れ目入れてケーブルを折り曲げれば楽にストリップできます。さすが3.5mm。結構な太さです。









 保護キャップの袋状に塞がっている側に穴をあけ、ケーブルが貫通するようにしてグイッとケーブルカット面に差し込んで端末処理はOK。露出した4芯のうち黒以外のケーブルに黒色の4mmの伸縮チューブを被せてドライヤーで密着させます。別にカラフルなケーブルのままでも支障ないけど、スピーカーに繋がるケーブル部分は目に付くので、赤、緑、白っていうのも安っぽいからという見栄え重視の処理です。全部黒にしちゃわないのは誤接続防止のため。あとは部屋に転がってた安物のバナナプラグを装着して片側完成。





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 続いてアンプ側の端子側を製作。今使っているPRIMAREのプリメインアンプはスピーカー出力端子が一組ずつしかないので、ここは4芯を2芯にまとめちゃいます。これには4mmの伸縮チューブは使えないので、8mmのチューブを被せ、2芯をよじって太くなった銅線も入る横穴式のバナナケーブルを装着します。





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 これで完成。結構な重量のボリューミーなスピーカーケーブルになりました。みなさん外皮の回りにネットチューブなんか巻きつけて高級感出してる方もいらっしゃるようだけど、コストアップになるし、このグレーの地肌のままでも結構マニアックでいい感じだと思ってます。


 極太だけど、外皮が柔らかいので、扱いは結構楽みたい。





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早速、オーディオクエストの細いケーブルを外して極太キャブタイヤケーブルを付けてみました。見栄え重視のケーブルとしての迫力はOK。肝心の音もまったく問題なし。毎度言っているとおりケーブルごときでそう簡単に音が変わるとは思ってもいないし、良くなったかどうかは正直分かりません。ま~そこは専門家の方々が太鼓判押してるケーブルなのでそれで十分です。ハイ。