稚児が淵から、約15分を掛けて、ようやく、サムエル・コッキング苑に戻ります。
先程の、入場券は、再入場が出来ないので、新たに、@200円の入場券を購入し、苑内に入りますが、点灯までには、まだ15分もあるので、余裕で、ベストポジションを確保します。
周囲には、三脚にデジイチを据えたカメラマンや、スマホで待つ人が大勢いますが、私は、広角ズーム付きデジイチの、手持ち撮影で待機します。
やがて、17時近くになると、点灯10秒前から、カウントダウンのアナウンスが流れます。
10、9、…3、2、1、 点灯!
それまで、黒いシルエットで立っていた、シーキャンドルが、薄暮の中に、明るく浮かび上がります。
すでに、点灯されているよりも、カウントダウンで、シーキャンドルの点灯の瞬間を撮る方が、感動的ですが、ここでは、背景の薄暮の明るさを基準に、露出を決定します。(f5.6、1/8秒、ISO640)
シーキャンドルのライトアップの撮影は、縦位置のアングルも忘れてはなりません。
このアングルは、縦長のシーキャンドルと共に、地上のイルミネーションの美しさも、同時に撮る事が出来ます。(f5.6、1/10秒、ISO640)
シーキャンドルのライトアップの色が、オレンジから、紫色に変わります。
パンフレットの表紙写真は、紫色のライトアップで撮影されていますが、どちらがいいかは、個人の感性により異なります。(f5.6、1/8秒、ISO640)
イベントステージの近くへ 移動して、月齢6.6の月と、シーキャンドルと、薄暮の空を、18ミリ相当の超広角で撮影します。(f5.6、1/13秒、ISO640)
ここは、シーキャンドルから伸びる、光の数珠が、綺麗に撮れる場所ですが、薄暮の空が、どんどん暗くなっています。(f5、1/10秒、ISO640)
縦位置で、シーキャンドルのライトアップと、イルミの光の帯を捉えます。(f5、1/10秒、ISO640)
薄暮の空が暗くなったので、シーキャンドルの撮影を、一旦中断して、湘南シャンデリアの、光のトンネルの方へ向かいます。
昼間は、絵になりませんでしたが、暗くなると、青いLED球の、光のトンネルが見事です。
スローシャッター+露光間ズームで、放射状に流れる、光跡を捉えます。(f13、1/10秒、ISO640)
頭上のシャンデリアと共に、光のトンネルの、豪華なイルミを捉えます。(f7.1、1/20秒、ISO640)
シーキャンドルのライトアップの時間に合わせるように、段々と、人が増えて来ました。
スローシャッター+露光間ズームで、トンネルの中の、光跡を捉えます。(f13、1/4秒、ISO640)
光跡の長さは、ズームリングを回す速さや、シャッター速度で決まりますが、あまり、スローシャッターにすると、カメラブレで、光跡が直線にならない事があるので、設定を変えて、何枚も撮影し、それらの中から、お気に入りを選びます。
この後は、庭園のイルミネーションの撮影に向かいます。