これはアキノノゲシの綿毛でしょうか。
綿毛が出来る植物は、タンポポのようなキク科の植物の実ですが、こうなってしまうと、似たようなものばかりで、同定が難しいのです。
他にはヒメムカシヨモギやホソバアキノノゲシなどが有力候補に上がりました。

綿毛が飛んだ後のガクが、まるで茶色い帽子のようです。
Web植物図鑑でも、ここまでになったアキノノゲシの写真はなく、やはり花で同定しないと難しいですね。

午後の日射しを浴びて輝く綿毛です。
こうして見ると、まさにタンポポの綿毛ですが、これはアキノノゲシの実なのです。

こちらは秋に黄色い花を咲かせていた、セイタカアワダチソウの綿毛です。
こうして綿毛をアップにして撮ると、まるで白い花のようです。

モコモコとした綿の塊のようになった、セイタカアワダチソウの綿毛です。
白い綿毛は、こうして逆光で撮るのが、最も奇麗に撮れるので、ハレ切りボードは必需品です。

野良猫ちゃんが、セイタカアワダチソウの白い綿毛に囲まれて、じっとこちらを見ていました。
こうして望遠で撮ると、白い胸毛が光り、まるで毛皮のコートを着た、貴婦人のようです。
