こんにちは

インテリア好きの方はたくさんいらっしゃる中
私のブログに興味のある方が徐々にではありますが
増えてきてるみたいです

そんな中
自分の好みに仕上げたい方は
「海外風」がやっぱり好まれるみたいです

まぁ
昔に比べたら椅子に座り、洋服で過ごすわけで
西洋風になるのも当然ですが
今日は玄関についてです

玄関だけは違いますよね?
日本には上り框(かまち)が必要です
戸建てはもちろんマンションもそうでしょう?

海外だとありませんよね?
靴のまま出入りするわけですからね
それでも最近は海外でも靴は脱いで室内ばきに履き替える
傾向のようですけれども

マンションですと
ホテルのように最初からフラットな設計に出来ますが
ホコリ等が部屋まで入ってくるのと
どこで靴を脱ぐかが曖昧になるので
マットを置くか、ホテルのように全てカーペット敷にする
そういう工夫が要ります



戸建てが玄関にたどり着くまでに

大きな段差が必要なのは上の図のように

建築基準法で決まっていて地盤からの高さがけっこうあるからです

どうしてこうなっているのか?

配管スペース、シロアリ対策、洪水とかの被害を

防ぐ意味合いがあります


バリアフリーの観点で言うと

この段差が厄介です

スロープは緩やかでないとキツいですから

正直言ってスロープが十分取れないと勾配がキツくなります


今度はマンションで見てみましょうか

フラットですよね?

だから框(かまち)も低くて良いわけです


内装はいくらでも変えることが出来ますが

玄関はどうしても外気に触れるので

ホコリ等が気になるし、靴が脱いで室内ばきに、もしくは裸足の

スタイルですよね?


湿度が高い日本ではカビの問題も相まって

なかなかそっくりそのまま海外風には出来ないものです


古民家、と呼ばれる類の家をよく見ると

上り框がかなり高いです

これはお客さんが座って、玄関先で談笑出来るように高かったわけです


以上のように玄関スタイルが

国の事情を現していることがよく分かりますよね?


ちょっとした豆知識でした


ご訪問ありがとうございます😊


それではこの辺で


つづく