「情けない」 | ブログ

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昔の話

娘(小学6年生)の修学旅行が6月にある。

仙台の小学校の修学旅行は例年福島県の「会津若松」。

例年というか、伝統だ。

何十年と(僕も33年前に行った)「お世話になっている」会津若松。

修学旅行と言えば、会津若松だ。


しかし、

今年は、「岩手方面」とのこと。


・・・。

福島原発放射能の「風評被害」。

正確に言えば、「風評被害」とは被害者である会津若松の方々が使う言葉で、

仙台の小学校は、「風評に踊らされた情なき教育現場」ということだ。


会津若松は福島原発から約100キロメートル離れている。これは仙台とほぼ同じ距離。

また放射能量も角田市と同じ位で全く問題なし。

ではなぜ、会津若松をやめたのか?

「福島県」だから?

そうだとしたら、首都圏などである「福島県お断り」「いじめ」などと同じだ。

小学校という「公の教育現場」が「風評」で判断したこと、「情けない」。

教育者として、大人として、「情けない」。



仙台市の小学校及び先生・生徒は、何十年と「会津若松」にお世話になってきた。

その人数は数十万人になるだろう。

どんな時代でも「会津若松」の方々は、仙台の修学旅行を温かく、親切に、一所懸命、迎えてくれた。

仙台市民の子供のころの「思い出の心のふるさと」でもある。


何も問題のない「会津若松」の方々への裏切り行為。

「情けない」

こんな時だからこそ!恩義を!

それを示すのが子供たちへの本当の教育だと思う。



会津若松は何も問題ありません。

正しい認識と、正しい人間教育を。


長年お世話になった会津若松の方々が、苦しみ、泣いています。