御園座  片岡仁左衛門 坂東玉三郎 錦秋特別公演 | 五反島愚記

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日々の取るに足らない話や、歌舞伎や歴史ついても、備忘のために書いていきたいとおもいます。
私的な愚記ではありますが、読んでいただければ幸いです。

先日、御園座の片岡仁左衛門 坂東玉三郎 錦秋特別公演をみにいった。

 

 

四月以来の御園座。

こんなに早く、また御園座に行けるとは思ってもいなかった。

 

仁左衛門さんと玉三郎さんで公演が行われるということで、今回行くことにした。

 

少し寒さを感じるくらいになって来たので、味噌煮込みうどんが食べたくなり、昔よく出張で行っていた店によってみた。

 

 

名鉄百貨店の中にある山本屋総本家。

ここの味噌煮込みうどんが大好きだった。

 

 

 

行ってみたものの、凄い待ち順になっており、どうするか迷ったが待つことにした。

 

 

待ちに待って食べたものの、しばらく食べていない間に、美化してしまったのか、

あれ?こんなもんか?と思ってしまった。

 

 

思ったより時間を使ってしまったので、足早に御園座へ向かった。

雨が降っていたので、今回は歩かず地下鉄で向かった。

 

 

あいにくの雨だが、久しぶりの御園座に興奮した。

 

 

 

博多座よりましだが、この御園座もどのアングルでどういう風に写真を撮ればいいのか、少し難しい。

とりあえずこのアングルでカメラ

 

雨が降っていたので、色々試すのを諦めた。

 

 

 

 

東海道四谷怪談

 

去年の南座と同じで、浪宅、伊藤邸、元の浪宅で終わる短い構成。

二人とも高齢なので仕方ないのかもしれない。


仁左衛門さんの伊左衛門は悪人でもとても映えるので目が離せなかった。

去年南座では、玉三郎さんの相手役は愛之助さんであったが、やはり仁左衛門さんの色気には敵わない。


玉三郎さんのお岩は内から秘める怖さがあり、細やかな芸でさらにそれが引き立った。
歯切れが良くもなく悪くもない独特の口跡が、やっぱり癖になる。

 

宅悦を演じた松之助さんは去年同様の熱演で、脇をしっかりと支えた。

 

他の役者もとても良かった。

お弓の吉弥さん、お梅の千之助さん、役名が分からないが松十郎さんと。

 

あっという間に終わってしまった。

 

 

 

 

そして最後は、仁左衛門さんと玉三郎さんによる神田祭で明るい気分に。

特に仁左衛門さんの踊りが観ることが出来て本当に良かった。

 

なんでこんなにオーラが出ているのだろうか。

二人の踊りがとても良かったので、もしかしてこれが最後なんだろうか。。。と

思ってしまうほどだった。

 

筋書

 

今回、チケット代も高かったが筋書も二千円と高かった。。。

 

 

味噌カツを食べたくなったが、行きたい店はどこも混んでいた。

でもどうしても食べて帰りたい。

 

そんな中、いつもすぐに入れる店がある。
そこで、味噌カツ定食を食べた。

 

 

味は。。。

 

 

仁左衛門さんと玉三郎さんの神田祭を思い出しながら帰った。