平成中村座 十一月大歌舞伎 第一部 | 五反島愚記

五反島愚記

日々の取るに足らない話や、歌舞伎や歴史ついても、備忘のために書いていきたいとおもいます。
私的な愚記ではありますが、読んでいただければ幸いです。

先日、平成中村座へいった。

 

 

この日、大阪に帰らないといけなかったので第一部のみ観劇した。
 

先月の中村座ぶりの浅草。

雨が降っていた。

 

 

いざ中村座へ。

 

 

中に入ると、またこの芝居小屋に戻ってきたという感じがした。

 

 

椅子があまり良くないので、お尻が最後までもつだろうかと心配しながら席についた。

 

 

第一部は、寿曽我対面、舞妓の花の宴、魚屋宗五郎が上演された。

 

 

対面では、橋之助さん、福之助さん、歌之助さんの三兄弟が勤める。

工藤祐経を橋之助さんが、曽我五郎を福之助さんが、曽我十郎を歌之助さんが演じた。

 

この三兄弟が演じると、どうなるのだろうかと思っていたが違和感なく、なんとも相応しい配役であった。

 

祐経は大物の俳優がやる印象ではあるが、橋之助さんが演じる祐経も威厳を感じさせる素晴らしいものだった。

橋之助さんってこんなに良い役者だったのかと思った。

 

福之助さんの荒事、歌之助さんの和事を楽しんだ。

歌之助さんの声は美しい。

 

 

そして、舞妓の花の宴。

初めてみる舞踊だった。

この記事を書いてる頃には、すっかりどんな踊りか忘れてしまった。

忘れてしまったというより、どんな構成か分からずにみていたため、頭に残らなかった。

 

しかし退屈していたわけではなく、七之助さん美しいなと思い楽しんでいた。

きっと舞踊のことを、あまりよく分かっていないのだと思う。

もっと楽しむためには、舞踊について勉強が必要そうだ。

 

 

そして最後は、魚屋宗五郎がどんどん酔っていくさまを楽しんだ。

勘九郎さんの酔いっぷりは最高によかった。

 

 

筋書

 

終わった頃には、お尻に限界がきていた。

この後、第二部もみていたら駄目だったかもしれない。。。

 

 

中村座をでて、三定で天ぷらそばを食べた。

 

 

 

来年も中村座があれば行こう。

それまでにお尻を鍛えておかなければならない。