今日の昼、お茶の水にある
山の上ホテルに天ぷらを食いに行っておりました。

食った帰り、恵比寿に戻ろうと車を運転しておると
ふと、大きい鳥居が目に入ってきました。

靖国神社です。

略式ではありますがいつも通り、
信号待ちの際に運転席で手を合わせました。

「あ、そういえば。うわー。忘れてた。」

今日は真珠湾攻撃の日でした。


「貴様、たまには、ちゃんと時間とって来い。」
と、英霊たちに叱られた様な気がいたしました。





ああすれば勝てた。

こうすれば勝てた。



たしかに、日米が戦った太平洋戦争の場合
そういう局面が多々あります。


真珠湾攻撃では、機動部隊(空母)を探して、
沈めておけばよかった。

とか、

石油タンクを攻撃しておけばよかった。

とか。


しかし、
私のような
たられば話が好きな日本人がいくら考えたところで
こうすれば、最終的に米国に勝てた、なんてことは
まずないわけです。

しかし、どうせ負けていたのだから。
と何も失敗から反省しないのも、芸がありません。

こうすれば、そんなにぼろ負けしなかった。
こうすれば、何か月は持ちこたえることができた。

そう考えることは、何かしらの役に立つものです。


「負けたのには原因がある。」
とよく言われますけども、


その原因を組織論に求めるのがこの本です。


失敗の本質―日本軍の組織論的研究 (中公文庫)/中央公論社

¥823
Amazon.co.jp



じゃあ、この本の指摘通りに人事を行えばどうだったのか?

どう組織を編成し、
才能ある人間を抜擢したとしても、
勝てなかったであろうな、と私は思います。

そんなことが可能だというのは、軍事を知らない阿呆であります。

人をいくら改善したところで
兵器の性能や、工業力、資源不足の問題で勝のは厳しかったでしょう。


やっぱりね、日本というのは
最先端の技術を持ち、工業力を維持し、シーレーンを確保しないと
満足に食っていけない国なんです。

それは、70年経っても変わらない。


そういう事を、きちんと国政選挙で言う政治家を
私は応援したいんですけど、ほとんどおりませんな。

最近出てきましたけど。
ようやくですよ。ようやく。

みんな
福祉だの、教育だの、減税だの耳触りの良いことばかり言います。
庶民の生活が、どうのこうの。とか・

ま、そういう連中が当選してしまうからダメなんですけどね。

こんなこと。ハイハイ、って聞いてたら
払うやつよりもらうやつの方が多くなるのは当たり前で。

民主主義国家のほとんどが
赤字予算なのは、このせいですね。

民主主義も万能ではない。


そうそう。

国会議員は国としてどうすべきか、ってこと
外交や軍備など他国との関係にもっと仕事の比重を置いてほしいですね。

道路作れとかそういうことばかりに力を入れすぎなんですよ。

自分の住民票のある選挙区の候補者は誰かまだ知らないのですが、
比例の政党名は決まっているので、今回も選挙に行くつもりです。