昨日は、「坂の上の雲」を見ておりました。

NHK スペシャルドラマ 坂の上の雲 第1部 ブルーレイ BOX [Blu-ray]/本木雅弘,阿部 寛,香川照之

¥24,675
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いくらなんでも・・・
と言うシーンがありました。

50近いおっさんが、16歳のシーンをやるのです。

無理があってみているのがきつかったので、
さっさと203高地ぐらいからにDVDをチェンジしまして
そこから見ることにいたしました。

すると、さすがに迫力ある役者たちが多くて
ええ感じでした。

特に秋山兄弟と東郷平八郎のキャストは
風貌が本人とよく似ていてリアリティを感じました。


私は
東郷平八郎、児玉源太郎、島村速雄、秋山兄弟
ら明治の英傑らの「書」を集めているんです。
それぐらい「坂の上の雲」が好きなんです。

それを飾っておるだけで、
何かしらその英傑たちの「力」をもらえるような気がします。

でね、その流れで、今年に入って、東郷平八郎の愛刀を手に入れました。

しかし、それはテレビ番組のなんでも鑑定団に
東郷元帥が大正天皇に拝領したという行光。ではありません。
あれは、数千万円の相場が付けられていましたが、
無茶苦茶でして実際にそんな値段では誰も買わないものです。


さて、「書」に話を戻します。

明治の英傑の方たちは
部下や地元の人たちに頼まれてよく
「揮毫」しています。

絵と違いサラサラっと書いて、
入って渡すんですからあんまり時間かかってないんです。
だから、ポンポンかけちゃう。

枚数が多くって、結構安かったりします。

秋山真之は、数がないんですが
好古は軍を引退してから校長先生をやっている間に
結構書いているんで安いんです。


歴史に興味があったら、ぜひ手に入れてみてください。
タイムスリップしたような何とも言えない気分になります。


明治と幕末では、幕末の書の方がレベルは高いです。

江戸時代は、教育カリキュラムが違うから
科学とか語学とかやってない分、
漢文などの素養が高かったんでしょうな。

幕末時の武士は
下級武士であれ相当の知識レベルだったとわかります。