ケラチンなどの有機物と併用して使う方がおられます。

それぞれお商売されるうえで、
いろんな考えがあってよろしいのですが
これは、「電子トリートメント」としては明らかに間違っておられます。

電子補充の効果はなくなるからです。

繰り返して申し上げますと、
電子トリートメントをあらかじめ
有機物に一緒の容器に混ぜておくとそちらに電子がとられてしまいます。

また、別々のものとして、有機物を付着させる為のものを
貴サロンのトリートメントとして販売されるのでしたら
それは一つのお考えですが、私どものご提供させいてただく
「電子トリートメント」ではありません。



せっかく、比内鶏を使い、
イベリコ豚のとんこつを使い、
利尻の高級昆布を使い、
最後にドバーっと化学的に合成された旨味調味料をかける。
そんな感じです。


だったら最初からこだわることないよねと。

そこそこの鶏でいいやん。
そこそこの豚でいいやん。
となります。

ラーメンに化学調味料をかけることに反対はしません。
ラーメンは旨けりゃいいんです。

しかし、ハイエンドの美容室を目指される美容師さんは
「本当に髪に良いもの」
しか選びたくないはずですね。

一流鮨店が、養殖ものを出さないのと同じです。


本来お客様が、トリートメントに求められる結果というのは
「本質的な改善」
のはずです。

今までのトリートメントがこれだけ他にあって
それでも、うちの電子トリートメントを選んだということは、
べたべた塗って、手触りを良くするものが
トリートメントではない。と わかったからでしょう。

似非科学者が、こういう事を言います。

最近開発された、ケラチンは、髪の内部で再合成する。
低分子化すれば、コラーゲンは入る。

そもそもスタートが間違っているので
いくら頑張っても
解決策には、到達しません。



コーティングではなく、本当に髪を改善していくのが
「電子トリートメント」です。

現場を知れば知るほど、
そういうのに頼りたくなる気持ち、わかります。

そして、
あれとあれを組み合わせて複雑化すれば
もっとよくなる気がするし差別化できると思われるのはわかりますが、
もっと「引き算」の発想を持っていただきたいと思います。

詳しくは草階先生のブログを見てください。
http://ameblo.jp/taro8na/