無駄

最近、会社にとっての無駄が取れてきてます。
これ、いいことです。

経費の無駄。

年度末、めったに乗らないボートも処分しました。
釣りに行くのが年５回くらい。
その維持費などを、考えるとどう考えても、プロのおっさんの船をその都度、チャーターした方が安い！！という結論になりました。その方が、４分の１で済むのです。

１人で借り切ってですよ。エサとか全部用意してもらって。

もっとも、手放した決定的な理由は
自分のボートで出かけると、さっぱり釣れないからなんですけどね。

まあ、もともと腕も悪いんでしょうけどもね、
それでも昔はバンバン連れていたんです。

ここ数年、釣果が年々下がってきて、もう、素人が釣って
海を荒らしたらいかんなーと思うほどなんです。


とか言いながらも、
何気に古いボート雑誌をめくっていると
あ、こういうの欲しいなーと思ってしまうので、本当にアホです。

でも、とにかく毎月の維持はかからなくなりました。


個人的な持ち物の無駄

さて今日、お気に入りの４本の刀を処分しました。
というか、それを１本の良い刀に替えました。
とうとう、念願の有名刀匠の日本刀を手に入れました。

刀屋さんに言われたのは
「もう、買うものあんまりないですね。」

私はホッとしました。
もう、日本刀を買わないで済むと思ったからです。

時計もそうですが、ピンを持つと
他が要らなくなりますので、思い切って一番先にそれを買えば、
結果からすると、実は安上がりだったりします。

今回、結局買うなら、今まで回り道しなくてすんだかもしれないなあ、と思いました。

だってね、色んな刀を買って、売って、その分、損しているわけです。
その差額で、これ買えちゃうね。あれも、買えちゃうね。

趣味ってのは、そういうものではないかもしれませんが、いつまでたっても、資産が増えない現実、何とかならんものかと思っています。



さて、パンチを打つのに、どうすれば
ハードパンチを打てるのか。

有名なトレーナーが、著者でこう書いていました。

筋トレをしてパワーを増やすよりも、
力の無駄を取る方が早い。

手首、ひじ、肩、腰、ひざ、
こういう関節部分でインパクトの瞬間、ぐんと一体化して硬化しないといけないのに
当たった瞬間の反力が関節の部分で分散し、逃げるから、パンチが弱いんだ。
だから、それが逃げないように指導すればすぐにパンチ力は強くなる。

手首の弱い私は、パンチ力がいまいちなんですが
「ああ、なるほどな」
と思いました。
最後の最後、こぶしに力を伝える直前で台無しになっているんです。

つまり、せっかくのパワーがいかせていないんです。


無駄を取るほうが早い。
色んな意味で、使える知恵です。