どこのスーパーにも、よく置いてある生麺がこの東洋水産の「つけ麺の巨匠 山岸一雄 監修 つけ麺専用 食べ応えの極太中華麺」(4玉入り 248円消費税別)だ。売れているのだろう。鶏皮の茹で汁や冷やし中華のタレがあったので、それでこの麺を食べてみようと思ったのだ。


冷やし中華

麺を茹で過ぎてしまった。さらに冷やし中華としては麺が太過ぎるようで、これは失敗した。


鶏皮を茹でた後のスープを使ったラーメン

冷やし中華よりは麺の旨さを味わえたが、やはりちょっとだけ茹で過ぎたか。いずれにしても、加水率がわすかに高過ぎてツルツルし過ぎる。

これは、山岸一雄監修の名前を冠すべきではないのではないか。つけ麺タレも販売しているようだが、試してみる価値はあるのだろうか。


つけ麺の創始者にして東池袋大勝軒の創業者である山岸一雄が2015年4月1日に80歳で亡くなって9年が経つが、現在その衣鉢を最も伝えている大勝軒はどこなのだろうか。それはともかく市場占有率では「ラーメン二郎」(創始者は山田拓美。二郎ではない!)、「家系」(創始者は吉村実)に完全に遅れをとったようだ。「武蔵系」(創業者は山田雄)といい勝負か。何か原因があるのだろうか。まあ大勝軒というブランドより、「つけ麺」の発案者という位置付けなのだろうな。

よく考えたら私自身も大勝軒系は5年ほど食べていないのだ。住んでいた西巣鴨から東池袋まで都電に乗って大勝軒に食べに行っていた時代が懐かしい。今から30年以上前のことである。