TVザ・シネマで夏休み家でシネマルシリーズで、いつものジェイソン・ボーンシリーズやバック・トゥ・ザ・フューチャーシリーズに、新たにアンブレイカブル3部作がお目見えし、録画した。

M・ナイト・シャマラン監督の超能力サスペンスものだ。第1作「アンブレイカブル」(2000年 1時間46分)は、ブルース・ウィリスとサミュエル・L.ジャクソンがぶつかり、期待した。

ブルース・ウィリス(1955年3月19日生まれ69歳)は、2023年2月に認知症罹患&引退を発表したが、この3部作の2017年「スプリット」、2019年「ミスター・ガラス」にも出演している。3部作の第2、第3作は、男優としての最後期の作品と言える。

「アンブレイカブル」のあらすじは以下の通り。

フィラデルフィアで乗客131人が死亡するという悲惨な列車事故が起きた。その中で、アメフト会場のしがない中年警備員のデヴィッドはかすり傷1つ負わずに唯一生き残る。ある日彼の元に、イライジャと名乗る人物から手紙が届きデヴィッドは会いにいく。漫画のコレクターであり、漫画関連の画商をしているイライジャは、些細なことでも骨折してしまう骨形成不全症という難病を持って生まれ、今まで何十回と骨折してきた男だった。そのような病気を持つため、彼は外出しにくく、漫画にはまるようになって今ではそれを生業にしているということだった。そのような生涯から、彼は体の脆い自分とは対極に位置する病気も怪我もしない頑強な人間が存在するはずだと考え、それは漫画(アメリカン・コミックス)のヒーローのようであると信じていた。デヴィッドと出会ったイライジャは、その自分の考えをデヴィッドに伝えるが、デヴィッドは信じない上に、大学時代に交通事故で怪我をし、アメフトの選手生命を断たれたことを話す。しかし逆にイライジャはデヴィッドこそ自分が探し求めていたヒーローであると確信する。

面白いことは面白いのだが、種明かしはちょっと薄っぺらくないか。そりゃ、ないよ。



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