先週6月7日金曜日、国分寺に出掛けた。南口の街角年金相談センター国分寺に予約を入れていたのだ。相談は30分ほどで終了。殿ヶ谷戸(とのがやと)庭園、ほんやら洞や最近出来た「鰻の成瀬」などを横目で見ながら南口駅前の「ムタヒロ本店」へ。国分寺駅で下車するのも10年ぶりぐらいなのだが、多摩地区にいながらこのあまりにも有名なラーメン屋に来ていなかったのだ。2011年9月19日オープンだが、すでに全国に10店を超える店舗がある。今回訪問の1号店の隣は「串揚げ ムタヒロ」である。

11時55分着だが、行列はなし。カウンター9席だけの小さい店だが先客は4人。ただし店を出る12時20分ごろには、2、3人が並んでいた。


まずオーソドックスに、煮干しそば味玉入り950円を注文。


カスタマイズもとくに注文せずにデフォルトで。

「味こいめ、背脂多め」のところに燕三条系と赤い矢印が付いているが、このムタヒロは新潟五大ラーメンのひとつ「燕三条背脂ラーメン」の流れを汲んでいるようだ。

ちなみに新潟5大ラーメンとは?

1.新潟あっさりラーメン

新潟市の盛り場の古町あたりの屋台ラーメン

2.燕三条背脂ラーメン

3.長岡生姜醤油ラーメン

4.新潟濃厚味噌ラーメン

新潟の巻町あたりのスープ割りして食べるほど濃厚な味噌ラーメン

5.三条カレーラーメン


麺が太麺のため着丼までは15分ほど。


脳髄にガツンとくるようなしょっぱさだ。背脂がかなり浮いてる。背脂チャッチャラーメンの原点は燕三条背脂ラーメンにあるという説もある。

さらにスッキリした煮干し(香川県伊吹島産)の風味がプラスされる。イリコの頭も腹も取らずに使っているようだが、苦味なし。これはなかなかのレベルのラーメンだ。チャーシュー、丼の回りを囲む長いメンマも旨い。岩海苔と三つ葉実にも効果的だ。

採点(100点満点 合格点65点)は67点。北口に「ムタヒロ 鷄そば店」があり、食べログでは、本店3.69に対して3.76をマーク。今度は鶏そば店に行っみよう。「ムタヒロ」の店名由来は、創業社長の牟田伸吾(大阪府堺市出身でラーメン修行は煮干しラーメンの名店「凪」で麺もここから仕入れ)と相棒の荒井ヒロの2人で始めたからだ。

P.S:その後、寝るまで喉が渇いて、水を2リットル近く飲んだことを報告しておく。