TVのミステリーチャンネル放送分を数日前に録画していた「新・刑事コロンボシリーズ 通算61話/死者のギャンブル」(1992年ヴィットリオ・マッカビーティ監督 93分)を見る。刑事コロンボは

新旧合わせ69話(1〜45話/46〜69話)あるが、1990年代の新シリーズはだいぶ主役のピーター・フォークが疲れている感じで、ゲストスターに力点が置かれている。


甥と妻とコロンボ刑事


アメフトチームのオーナーにはギャンブル狂いで借金に追われる甥(グレッグ・エビガン)と男好きの妻(タイン・デイリー)がいる。甥が遺産狙いでアメフトチームオーナーの叔父の殺害を計画というのがストーリーの中核。

しかし、意外な展開に。なかなか意外ではある。刑事コロンボは脚本が良く書けていてハズレがない。新シリーズはほとんど見ていないから、今後もうちょっと暇になったら見てみようかな。

アメフトチームオーナーの妻役のタイン・デイリーの下品さがたまらんが、この女優はなんと「ダーティーハリー3」(1976年、ダーティーハリーがバズーカ砲をぶっ放すトンデモ映画!)で総務課から異動した新米刑事を演じていた。主役はダーティーハリー(クリント・イーストウッド)というより奮闘する新米刑事役を演じるタイン・デイリーだった。


イーストウッドとタイン・デイリー


こっちが今回の刑事コロンボ61話でアメフトチームオーナーの妻役で出演したタイン・デイリー



刑事コロンボでは64話「死を呼ぶジグソー」(1994年)でも娼婦役で出演したタイン・デイリー


1976年の「ダーティーハリー3」からわずか16〜18年ぐらい経っただけでこんなに変わってしまったのだ。いやあ、人間歳はとりたくないねえ(笑)。

それはともかく、刑事コロンボと言えば、私が高校3年生の時の12月に、土曜日の夜8時からNHKでTV放映された。オフクロと食い入るように見たのを覚えている。海外TVドラマでこんなに必死で見たのは、他には「三馬鹿大将」「コンバット」(以上小学生時代)「プリズナーNO.6」(1969年NHK放映)くらいではないだろうか。そう考えると「名犬ラッシー」「わんぱくフリッパー」「突撃マッキーバー」を忘れてないか!ということになるが、海外TVドラマだけでこんなにあるのだから、

要するにTVばかり見ていたということかな。