昨日(12月15日木曜日14時)、藝大生による木曜コンサート「指揮」を聞いた。電話による予約が必要で全席自由席500円だった。
場所は奏楽堂。正確には旧東京音楽学校奏楽堂という。ここの2階に1100人ほどが入るホールがある。
東京藝大の佐久山修太(4年)と西村広幸(4年)が主に学部の有志を募って行ったコンサートだった。
弦楽器が5-5-4-3-2の編成で管楽器は2管編成、ティンパニーは硬いマレットのバロック仕様。
「プラハ」は1曲目ということもあり、もう少し変化があってもという演奏だった。なお、初めて知ったが、この曲はクラリネットを使っていないのだ。
2曲目のベートーヴェン交響曲第2番は、演奏者もホールに慣れたのか、なかなか表現意欲に溢れた演奏で楽しめた。演奏者の技術については、毎度書いているようにほぼプロレベルだった。意欲がある分、プロ以上かもしれない場面も。
休憩20分は余計だと思うが、なかなか楽しめた。
ほぼホールセンターで聞いたが、このホールはなかなか音響も良かった。
奏楽堂に行く途中に見つけた桜。河津桜というのかしら。