NHKサラメシのシーズン13の第29回。「あの人が愛した昼メシ」コーナーに登場は俳優・作家の高見のっぽだった。チューリップハットがトレードマークの不思議な俳優だった。
教育テレビ(NHKEテレ)で出演した「できるかな」で子どもたちの人気者になった。
高見がよく通っていたのが、事務所の近くの有楽町線千川駅近く(番組では要町と紹介)の蕎麦処「安曇野(あずみの)」。
高見は階段の下の隅がお気に入りの場所だったという。よく見るとトイレの隣ではないか(笑)。
で、よく注文していたのはせいろうどんと季節の天ぷらに特注の卵。ウズラの卵を鶏卵に替えていたという。よく考えると、この店のウリは手打ち蕎麦だろうから、せいろうどんを頼んでいる高見というのも、かなりの変わり者である。
この店の店主というのが飄々としていて、なかなか面白い人物。「やっぱり普通の人とは違っていましたねえ」と高見を評する。そりゃ、あのチューリップハットを被っているんだから、そうだろう。
「風のようにいなくなるからね」が高見の口癖だったという。