TV放映された映画「マザー!」(2017年 ダーレン・アロノフスキー監督 2時間1分)を見た。あの映画「ブラック・スワン」のアロノフスキーの作品によもや駄作はないだろうと考えた選択だったが、これがとんでもない超の字のつく駄作であった。私的2022年TV録画視聴映画ワースト1はほぼ確実だろう。サイコスリラーというカテゴリーに入るのだろうが、ラスト20分は一体何が起こったのだろうというような信じ難い映画だった。2018年に日本公開される予定だったが、なぜか突如公開中止!たぶん、衝撃のラスト20分のためだと思う。


郊外で穏やかな暮らしを送っていた夫婦(夫は詩人で妻は妊娠中)の家に、謎の男が訪ねてきた。妻はその男に不信感を抱いていたが、夫は快く迎え入れた。その日から、夫婦の家には代わる代わる訪問者がやってくるようになったのだ。「このままでは何か良からぬことが起こる」という妻の訴えを真剣に取り上げようとしない夫だったが、彼女の不安はやがて現実のものとなった。


こんなあらすじのもとに、妻役ジェニファー・ローレンス、夫役ハビエル・バルデム、訪問者役エド・ハリス、その妻役ミッシェル・ファイファーという豪華配役で映画はどんどん進んでいく。そして.....


とにかくこのブログの読者にご忠告したい。「マザー!」という映画をみたら、怖いもの見たさでも絶対に見てはいけない!ちなみに日本映画にも「MOTHER マザー」という映画が大森立嗣監督、長澤まさみ主演の2020年の日本映画があるので、お間違いなく。2作に関係はない。