新年度の最初の山場である
GW明けの対応は要注意
です!

 
ASDグレーゾーンのお子さんが
1年で最も疲れやすい時期が
5月だからです。



 
なぜ最も疲れやすいのか?
それは
4月の新しい環境に慣れるために
気を張って頑張っているからです。

 
気を張っている、というのは
脳がフル稼働しているってこと。

 
ASDグレーゾーンのお子さんは
きちんとやらなきゃ!
先生の言うとおりにしなきゃいけない!
ルールを守らなきゃダメなの!

 
と学校に馴染めるように
とにかく頑張っています。

 
先生の言葉を
そのまま受け止めてしまって
力を抜くことも苦手です。

 
だから加減が分からず
脳をフル稼働にしていると
反動が来るのは
目に見えていますよね。

 
GWというおやすみで
一気に緩んでしまうんです。

 
普段であれば、
活発モードと
リラックスモードを切り替えて
脳や心への負担を
調整できるのですが

 
気が張っていると
リラックスモードが減りがちで

 
疲れているのに夜も眠れない
何かわからないけど不安になる
など、
脳が疲れはじめるのです。

 
ただでさえ5月病で
疲れやすくなる時期。

 
不安や緊張しやすい
ASDグレーゾーンのお子さんは
最も疲れやすく
登校しぶりや不登校になりやすいです。




 
そうなると
学校に行けない自分はダメな子
やっぱり私には無理なんだ

 
ネガティブ思考、
自己否定が始まります。

 
自己否定が始まると
脳全体の活動量も下がっていきます。

 
脳がグーンと成長する
小学校高学年の時期に
そのままにしておくと
成長の差が出やすくなり

 
ますます自信が育たず
行動が起きない、という
悪循環が生まれます。

 
だからこそ
ASDグレーゾーンのお子さんは
5月の初期対応


これから先の活動に
影響を及ぼしますので
いち早く対応をしてあげたいです。

 
ここを上手に乗り越えると
不登校や引きこもりなど
二次障害にならないように
回避してあげることもできます。

 
そのためにこの時期に
やって欲しいのは
肯定の量を
増やしてあげること
です!

 
何も肯定って
すごいね、えらいね、って
褒めることだけが
肯定ではありません。

 
子どもの脳が
ポジティブになる関わりは
たくさんあるのです。

 
お子さんの自己否定を回避して
脳がポジティブになる
関わり方を
ぜひ知ってほしいと思います。
 
 

 

5月の登校しぶりに慌てない!

脳を和らげる会話でストレスと

リセットしてあげる声かけ▼▼▼