究極の選択をするお子さんには
ママの指示だしは
効果がない、というお話です。
 
 
究極の選択をするお子さんのことを
白黒思考と言ったり
0か100思考などど言いますが

 
極端な考え方になってしまう
1つの原因は

 
左脳の言葉を司る脳が
未熟ということがあります。

 
白黒思考タイプの子どもは
答えがないことや
はっきりしないことの理解が難しく
グレーの部分にモヤモヤを抱えます。

 
このモヤモヤな気持ちを
左脳を使って
言語化できればいいのですが
それが苦手なため

 
そのモヤモヤに耐えきれず
勝手に白黒をつけたり
〇〇だ!と決めつける
ということが起こります。

 
これが
思い込みが激しい特性を生み出したり
こだわりの強さにもつながっています。

 
決めつけることで
自分を安心させているんです。



 

 
ところが
〇〇だ!と子どもが
決めつけてしまう内容が
ママにとっては
受け入れ難いことが多いんです。

 
そこまで極端に考えなくても良くない?
もっと柔軟に考えていいんだよ!
ってアドバイスや

 
こうやってみたら?
こうすればいんだって
という指示だしも
全く受け入れることができません。

 
誰がなんと言おうと
正解はこれだ!と
決めつけているのですから

 
白黒思考をダイレクトに
アプローチするのは
うまくいかないのです。
 



 
じゃどうするか?
というとスタートは
お子さんがどんなことを言っても
「受け入れる」です!

 
よく聞かれるこの「受け入れる」
というやり方ですが
わかっていてもできないのが
これテクニックです。

 
なぜ難しいかというと
受け入れ難いことを
受け入れることの
脳科学的な観点を知らないからです。

 
正しいことを求める
日本の教育を受けてきたママたちは

 
このままでは社会で困る!
 
受け入れたら間違った方向に
行ってしまうのでは?
 
間違った解釈のままになってしまう!

 
とお子さんを心配するからこそ
正さなきゃ!と思ってしまいますが
そうではありません。

 
白黒思考を
先に和らげてあげなければ
どんなアドバイスも
指示も届かないので

 
一時的に脳を和らげるために
やっているだけなのです。

 
ぜひ、極端なことを言っていても
否定せずに受け入れて
あげてくださいね!

 
脳が柔らかくなってきたら
アドバイスや指示だしをして
お子さんが自分で学べるステージに
あげてあげましょう!
 

 

 

言い訳ばかりの子の

白黒思考が和らぐ

ママの声かけテクニックBOOK

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