仲間の成長 | 日々真剣勝負!~遊びも仕事も一生懸命~

日々真剣勝負!~遊びも仕事も一生懸命~

樽一瓦版ではお伝えできないことや自分自身の考えをお伝えいたします。

こんにちは!(^-^)/


本日はようやくあの猛暑から解放されましたね・・・


さて先日三浦屋時代に一緒に働いてた後輩が


数年ぶり実家に訪れました。


彼は調理師専門学校卒業後にやって来てました。


何も分からない彼は料理長だった弟に


毎日コテンパンに怒られていました。


その後三浦屋はどっちの料理ショーやVVV6などに出演。


TVや雑誌の影響で大繁盛期を向かえました。


その時の睡眠時間は2時間~3時間。


食事は賄いなど作る時間など全く無くて、


昼は松屋弁当に夜はオリジン弁当の日々・・・


むろん繁盛記なので休みなどありません。


激動の日々を過ごしました。


そして自分が樽一に入るために三浦屋を卒業。


入れ替わりで石田が三浦屋に入社しました。


後輩の出来た彼は石田を可愛がり、


きっちりと仕事を教える日々が続きました。


約3年の月日が経ち、石田が三浦屋を卒業して樽一にやって来ました。


その時彼は一大決心をして後を追うように三浦屋を去りました。


風の噂ではこの業界から身を引いたと聞いてましたが


最近、彼は再び包丁を持つ仕事に就いたと聞きました。


そんなとき彼はウチの両親に挨拶に来たのです。


両親はすでに三浦屋を引退しましたが


彼が訪ねて来てくれたのは大変喜んでおりました。


そして機会を見つけ彼が働いている飲食店に


すっぽんの勉強がてら、石田と行ってきました。


当時から変わらないキチンとした挨拶。


目を輝かしながらの数年ぶりの再会でした。


その店の料理は会席料理でふぐ、すっぽん、うなぎと


三浦屋での料理が充分に活かされていました。






調理場しか経験のない彼は狭い店内に


生き生きと接客もしていました。


当時の厳しかったお互いの修業時代を話ながら


共に笑えるは今がお互い幸せに成長してきた証です。


また切磋琢磨しながら成長出来るように・・・


そしてその背中を見てきた石田が今以上に成長出来るように


また三浦屋のメンバーで盃を交わしながら話したいと思ったのでした。