千葉県市原市で、

生後10か月の女児が衰弱死した事件。



保護責任者遺棄致死罪に問われた母親

心神耗弱は認められず

懲役3年という判決が地裁から下されたそうです。


判決理由は

母親は育児を放棄する一方、ゲームや電子コミックに興じており、合理的な行動を考える力があったと考えられるとのこと。






いつもこういったニュースを見るたび
考えるのが、



母親父親が育児放棄してしまえば、
誰からも見えない場で直ちに
罪のない小さな命が失われてしまうということの
恐ろしさについてです。




今は
小学校入学(または幼稚園・保育園)以前の子供たちを
保護監督、育成する責任は100%親にあり、
それは当然で疑問を挟む方がおかしいことのように
なっています。



それだと、父親母親次第で
このような事が起こってしまうのを
防ぐことができません。


この母親父親は最低の人間だ、といくら言っていても、
失われる命はなくなりません。



この母親を擁護したいわけではありませんが、
小さな子の育児を一人で行うというのは
自分の睡眠食事という生物的欲求も充分には満たす事ができない中、責任重大で、孤独で、
本当に簡単に追い詰められる状況です。



何よりも子供のために。

子供は父母の二人だけで育てるのではなく、
社会で育てる、という風に
変わってほしいです。


義務教育が始まる小学生からは、
少なからずそれができていると思います。
学校に行けば給食が食べられる。
先生や周りの友達がいて
様子がおかしければ気づいてくれる。

親もその時間帯に自分の時間がとれる。
(そもそも子供が大きいので、食事睡眠がままならないということはないかもしれません、、子供が小さいほど、充分な親自身の時間は必要だと思います



0才、1才からの、就学前の子供も。
親同伴からや少ない時間からで全く構わないので、
ぜひ義務保育化がなされてほしいと願っています。


もうこのような事が起こりませんように。