小林麻央ちゃんの訃報を知り、
海老蔵さんはもちろん
残されたお子さん2人、
2人を置いていく麻央ちゃんの気持ちを想像すると、苦しくて胸が潰れそうです。
麻央ちゃんの強さ、優しさ、前向きさに敬意を表すると共に、心からご冥福をお祈り申し上げます。




私は21歳の時、母を亡くしました。
今までの人生の中で一番の理解者であり一番身近で、一番大切な人を失った事が信じられなくて途方に暮れました。


父のことはもちろん、私や弟を置いていかなければならなかった母の無念さを想うと眠れなくなる日々が続きました。

急に実感が沸いたり、
どうしようもない寂しさが込み上げることもありました。


でも
就活をして、
就職をして、


時々襲うどうしようもない悲しみをかき消すように
新しい環境でがむしゃらに前を向くこと、

残された家族で支え合うこと、

そして沢山の人に出会い、支えられることで、



悲しみは紛れ、ちゃんと癒えていきました。




正直未だに、母がいない事でチクっと胸が痛んだり、切なくなることはあります。


友達がお母さんと楽しそうにお出かけしたり、
何でも相談したり、仲の良い姿を見た時とか、
羨ましくなってしまうことがあります。


母が応援してくれたアナウンサーという仕事に就けて、
新しい経験をする度、この姿を母に観て貰いたかったな、と思っていました。



息子が産まれたとき、娘が産まれたとき、
家族で集まって笑いあっているとき、
ここに一緒にいられないのは可哀想だな、
可愛い孫に触れさせてあげたかったなと、
涙ぐんでしまうこともありました。




でも。


私は大丈夫でした。

心が虚しくなった事はありません。




母と過ごした日々の思い出と、
母に愛されていたという自信を心に持って、


母を誰よりも誇りに思いながらその後も生きてきました。


大好きな母は永遠に私と弟のたった1人の母で、


亡くなってしまっても、
何年時が経とうとも、
1ミリも気持ちが薄れることなんてありません。


ずっと心の中で一緒です。

ずっとずっと母と歩んでいます。







だから、と言うのはおこがましいですが、


れいかちゃん、かんげんくんも
麻央ちゃんを誇りに思いながら
麻央ちゃんのように、
優しく強く逞しく育ってくれると確信しています。

涙の分だけ強くなれると信じています。


そして、皆んなが支えになり2人の心を癒すような
世の中であって欲しいとも思います。



麻央ちゃんのブログ、祈るような気持ちでずっと拝見していました。
ブログを通して、
当たり前の日常がどれほど尊いものであるか思い出させてくれて、
ありがとうございました。




本当に、優しさと勇気を



ありがとうございました。